エマ・ワトソンとトム・ハンクス共演で行き過ぎたSNS社会に警鐘!『ザ・サークル』

#エマ・ワトソン

『ザ・サークル』
(C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.
『ザ・サークル』
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エマ・ワトソンとトム・ハンクス共演で贈る話題作『The Circle(原題)』の邦題が『ザ・サークル』に決まり、ギャガ配給で11月10日より全国公開されることが決定。ショート予告映像が解禁となった。

[動画]解禁となった映画『ザ・サークル』ショート予告映像

本作は、憧れの企業である、世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル社」に採用された新人のメイが、ある事件をきっかけに、カリスマ経営者のベイリーの目に留まり、サークル社が開発した超小型カメラによる新サービス「シーチェンジ」のモデルケースに抜てきされ、自らの24時間をカメラの前に公開しはじめ、瞬く間に1000万人超のフォロワーを得てアイドル的な存在になっていくが…、というストーリー。

24時間をカメラの前にさらすことになる主人公メイ役をワトソン。先進的な考えを持ち、全社員から愛されるサークル社のカリスマ経営者ベイリー役をハンクスが演じる。

ほかにも、サークル社の共同創設者タイ役を新『スター・ウォーズ』シリーズでフィン役を演じるジョン・ボイエガ、メイの友人でともにサークル社で働くアニー役を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン、メイの幼馴染のマーサ役を『6才のボクが、大人になるまで』のエラー・コルトレーンが演じ、メイの父親役に今年2月に亡くなったビビル・パクストンが扮する。パクストンにとっては本作が遺作となる。

解禁となったショート予告映像は、世界一ホットな企業・サークル社を訪れるメイの姿から幕開け。SNS上であらゆるものをシェアすることで、世界はより良くなっていくという信念を持つカリスマ的リーダー、ベイリーの講演なのか、彼の「シェアは好き?」という質問に、集まった若者たちが口を揃えて「シェアは思いやり」と答える場面へと続く。

さらに「今日あなたがした“いいね!”も、今日あなたがした“シェア”も、健康も、安全も、保険も、パスワードも、サークルが管理します」と明るくナレーションが流れるも、ここで一気に不穏な空気に変わると「ですが、その代わりあなたにはプライバシーはありません」と読み上げられる。

行き過ぎたSNS社会で、はたしてメイの未来はどうなっていくのか? 続きが気になる予告映像となっている。