“鉄オタ”のマーゴット・ロビー、“ラーメン大好き”リアーナも来日! ちょっとディープな日本を楽しむ海外セレブたち

#オーウェン・ウィルソン#おでかけ#キアヌ・リーヴス#ギレルモ・デル・トロ#セレブ#デヴィッド・ベッカム#マーゴット・ロビー#マイケル・B・ジョーダン#リアーナ

米版VOGUEより
米版VOGUEより
米版VOGUEより
ベッカム

アニメ好きのマイケル・B・ジョーダンはジャンプショップを満喫!

新型コロナウイルス感染への対策が緩和され、自由な旅行が再び楽しめるようになった。その中で、今年に入ってからは多くの海外セレブたちが来日している。仕事を兼ねつつもオフの時間もたっぷり取って楽しむのが、ポスト・コロナのトレンドのようだ。

セレブならでは特別な体験や豪勢なイベントもあるが、彼らの多くが誰でも気軽に足を運べるような場所を訪れて楽しんでいる。今度の夏休みのお出かけスポットの参考になる場所もあるかもしれない。

・日本のアニメ好き! 『クリード』主演マイケル・B・ジョーダンの監督としての力量に驚く

まずは2月下旬に目撃情報が相次いだキアヌ・リーヴス。東京の銀座周辺や歌舞伎座の前、栃木県のホンダコレクションホールなどに出没していたが、実はサントリーウィスキー100周年記念の短編映画『Suntory Time tribute film』とF1に関するドキュメンタリー番組(ディズニープラスで配信予定)の撮影のための来日だった。他にもサントリーの山崎蒸留所を訪問、歌舞伎俳優や書道家とも対面したという。

『Suntory Time tribute film』より

『マリー・ミー』のオーウェン・ウィルソンは3月に「ジミー・キンメル・ライブ」に出演した際、「先週、東京にいたんだ」と日本での休暇を話題にした。「人口1,400万くらいなのに、とても静か。車のクラクションの音もしない」と語る。散歩中に見つけた行列に興味を持って覗いたら、ミニブタ・カフェがあったという。あまりの混雑に店に入るのは諦めたものの、代わりにフクロウカフェにトライしたそうで、その時撮った動画も披露した。

「ジミー・キンメル・ライブ」より

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ・J・エイブラムズ監督と『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』のギレルモ・デル・トロ監督はゴールデンウィーク直後の5月に東京の中野ブロードウェイに現れた。アニメや特撮映画などのグッズやコミックを扱うショップが集まる商業施設で、彼らは来日するたびにほぼ毎回足を運んで大人買いをするが、今回もショッピングを楽しんだという。翌週には静岡県浜松市で開催された「静岡ホビーショー2023」を訪れた。スマートフォンでプラモデル仲間のスティーヴン・スピルバーグ監督と繋ぎ、リモートで一緒にブースを見て回っていたという。どちらの場所でも、彼に気づいたファンたちと気さくにセルフィーに応じていた。

デル・トロは街の風景にも興味津々で、建物や新幹線の浜松駅のホームの様子などをツイッターに投稿している。監督の目を通した日本の光景が興味深い。

ギレルモ・デル・トロのTwitterより(@RealGDT)

美食家のデル・トロは立川にあるオーベルジュ「TOKITO」でディナーも楽しんだようだ。こちらは4月にオープンしたばかりの日本料理のレストランと宿泊施設で、閉店した老舗料亭の建物の一部と庭園を継承した趣ある贅沢な空間だ。

日本のアニメが大好きで、初監督を務めた主演作『クリード 過去からの逆襲』の演出はアニメの影響大だと公言しているマイケル・B・ジョーダンは、同作の宣伝で待望の初来日を果たした。

到着後まもなく渋谷に出かけて、インスタのストーリーにヒカリエ前の横断歩道を渡る様子をアップした。周囲に気づかれず、自由に歩き回れるのが新鮮なようで、楽しそうな表情を見せていた。

後楽園ホールでのジャパンプレミア後は、「少年ジャンプ」のジャンプショップを訪れ、少年時代から大好きな「NARUTO-ナルト-」のうずまきナルトの立像と同じポーズで並んで記念撮影し、好きなキャラクターを用いて名前入りのオリジナルステッカーが作れるコーナーでは「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍を選んで作成。所狭しとグッズが並ぶ店内を見渡して、「全部欲しい」と仕事を忘れたアニメファンの顔になっていた。

その後は京都に向かい、こちらでは伝統文化を探訪。初訪問で金閣寺や嵐山の竹林など定番スポットを周り、お茶屋遊びも楽しんだ。芸妓とゲームを楽しんだり、着物姿で綺麗に逆立ちする芸に触発されて、同じポーズに挑戦するなど、京都を満喫したようだ。旅の様子をまとめた動画2本(東京編と京都編)が彼のインスタグラムにある。

マイケル・B・ジョーダンのInstagramより(@michaelbjordan)

マーゴット・ロビーは「ななつ星」に乗るため来日、リアーナは連日一風堂へ!

米版VOGUEのインタビューで、プライベートの日本旅行の思い出を語ったのはマーゴット・ロビーだ。実は鉄道オタクで、暇さえあれば世界中の鉄道のウェブサイトをチェックしている彼女は、夫のトム・アッカリーと九州を横断するクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に乗るため、最近来日していたという。

東京と京都にも滞在し、ブログで見つけたカルボナーラうどんの店に3時間半並んだそう。店名は挙げていなかったが、「サブウェイのフットロング・サンドウィッチみたい」なサイズの「巨大な天ぷらのベーコン」付きと話していることから、東京・代々木の「うどん慎」に行ったのでは?とSNSで話題になった。

・[動画]マーゴット・ロビーがバービーに!恋人ケンをライアン・ゴズリング/映画『バービー』予告編

日本の麺類の人気は高いが、リアーナは5月にパートナーのエイサップ・ロッキーと来日中、六本木の一風堂に連日のように来店した。店のスタッフたちとも打ち解けているようで、セルフィーに応じ、店内の壁には「Rihanna was here」とサインをする動画が一風堂六本木店のインスタグラムアップされている。

エイサップ・ロッキーは麻布十番のクラブ「1OAK Tokyo」でパフォーマンスを行い、もちろんリアーナも来場。同時期に来日していたマイケル・B・ジョーダンの姿もあった。

一風堂六本木店のInstagramより(@ippudo.roppongi)

『ダンケルク』などのジャック・ロウデンは次回作『Tornedo(原題)』でKōkiや平岳大らと共演するが、彼も5月に日本旅行を楽しんだ。恋人のシアーシャ・ローナンも同行していて、ロウデンのインスタグラムには彼女が写っている写真もある。かなりの長期滞在で、東京では東京都写真美術館や大相撲観戦、富士山が見える箱根の金時山でハイキングなど、アクティブに楽しんだ。京都のほか、伊勢志摩の英虞湾で真珠養殖場も訪れた。

ジャック・ロウデンのInstagramより(@jack.lowden)

デヴィッド・ベッカムは時計ブランド「TUDOR」のグローバルアンバサダーとして、6月に「チューダーブティック 渋谷」のオープニングイベント参加のために家族と共に来日した。妻のヴィクトリア、三男のクルーズ、そして長女のハーパー・セヴンも一緒で、東京や京都でオフの時間も楽しんだ。レストランで豪華なディナーばかりではなく、家族でラーメンや餃子など街中華も楽しんだ。ただしダイエットを忘れないヴィクトリアはインスタ画像を見る限り、ラーメンなどは口にしなかったようだ。

デヴィッド・ベッカムのInstagramより(@davidbeckham)

京都ではデヴィッドとハーパー・セヴンが金閣寺をバックにセルフィーを撮ったり、一家でお茶屋遊びも体験。クルーズは芸妓の三味線を借りて弾かせてもらっていた。クルーズは「日本で一週間過ごし、素晴らしい人々に会って、文化や伝統を学ぶことができて、とてもラッキーでした」とインスタグラムに投稿。

ヴィクトリア・ベッカムのInstagramより(@victoriabeckham)

パンデミック明けの久々の訪日で、夫妻は共に「とても久しぶりに家族と一緒に日本に戻り、文化を学んだり、もちろん美味しいものを楽しめるのは素晴らしい」(デヴィッド)「すごく久しぶりに日本に戻ってきて、素晴らしい人たちと会い、文化や伝統を学べて最高です。私たち家族を歓迎してくれたみなさんに感謝します」(ヴィクトリア)とインスタグラムに感謝を綴っている。

[訂正のお知らせ]
本文 第1段落で以下の通り訂正しました。
訂正前:新型コロナウイルスによるパンデミックも収束し
訂正後:新型コロナウイルス感染への対策が緩和され

INTERVIEW