ジェシカ・チャステイン×エディ・レッドメインが熱演！『グッド・ナース』Netflix TOP10で第1位！

#Netflix #Netflix TOP10 #エディ・レッドメイン #グッド・ナース #コラム #サスペンス #ジェシカ・チャステイン #トビアス・リンホルム 2022.11.06

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病院内で患者が次々と不可解な死を遂げ…

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netfli TOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、Netflixプレゼンツ『グッド・ナース』（原題：The Good Nurse）。10月26日（水）から配信が開始され、グローバルで第1位、日本では第2位にランクイン。配信に先んじて10月21日（金）から一部劇場公開もしている。

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看護師のエイミーは心臓病を患うシングルマザー。多忙なICUで心身ともに疲弊しながらも温情あふれる看護を続けている。そんな折、彼女の務める部署に新任の看護師チャーリーが配属される。過酷で長い夜勤の最中に体調を崩すこともあるなか、思いやりがあり、穏やかな人柄のチャーリーと幾夜も過ごすうち、いつしか2人は親友のような間柄に。しかし病院内で患者の不可解な死亡事故が次々と起こり、警察はチャーリーの関与を疑い始める。その事実を知ったエイミーは、自身や家族の命を危険にさらしながらも真実へと迫っていく。

実際に起きた猟奇的殺人事件がベース

本作は、チャールズ・グレーバーの著作を原作とする実話に基づくヒューマン・サスペンス。多数の患者の命を奪った男性看護師の姿を主人公の視点から描く。ジェシカ・チャステインが主人公のエイミー、そしてエディ・レッドメインがエイミーの同僚看護師であり連続殺人犯のチャーリーを熱演。哀しみ、後悔、動揺など様々な感情をセリフに頼らず表情だけで表現し尽くす繊細な演技に心をわしづかみにされること必至。オスカー俳優2人が織りなす絶品演技を堪能してほしい。

監督を務めるのはマッツ・ミケルセン主演『偽りなき者』の脚本家として知られるトビアス・リンホルム。アカデミー賞（外国語映画賞）ノミネート作『ある戦争』に次いで2作目のメガホンとなった本作は、北欧出身の監督らしい（色彩を含めた）抑えた演出が独特の趣を醸し出している。実際に起きた猟奇的殺人事件を扱いながらもエイミーが認識するチャーリー像が淡々と描かれていくため、刺激的な展開を期待すると物足りなさを感じるかもしれない。しかしリンホルム監督が「悪と慈愛の研究だった」と語っているように、浮き彫りとなったエイミーの慈愛や人間性が静かな感動を呼ぶ。本作はシリアルキラーの猟奇映画というよりも、サスペンスタッチのヒューマンドラマとして見るのが正解だろう。

グローバル第1位、日本第2位、世界93ヵ国でもTOP10にランクイン！

『グッド・ナース』は、配信初週（10月24日～10月30日）からグローバル（映画／英語）で視聴6,831万時間を記録して第1位、世界93ヵ国でもTOP10入りを果たしている。日本（映画）でも第2位と好調な滑り出しとなったが、ランキングは今週も新たに5タイトルが入れ替わる混戦模様。週ごとの変動が激しい日本枠で今後『グッド・ナース』がどこまで記録を伸ばせるかに注目だ。（文：足立美由紀／ライター）

【Netflix日本Top10（映画）／10月24日～10月30日】
1位『20世紀のキミ』
2位『グッド・ナース』
3位『花束みたいな恋をした』
4位『鋼の錬金術師最後の錬成』
5位『ゴジラvsコング』
6位『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』
7位『君の名は。』
8位『西部戦線異状なし』
9位『嘘喰い』
10位『あの子は貴族』