過去に2度の流産、ジェニファー・ローレンスが実体験を告白

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ジェニファー・ローレンス
妊娠中に『The World Should Take A Break』に出演したジェニファー・ローレンス

望まない妊娠を強いられる女性たちへも思いを馳せる

ジェニファー・ローレンスが過去に2度、流産を経験していたことを明らかにした。

アメリカのファッション誌「VOGUE」10月号の表紙を飾ったローレンスは、カバーストーリーで今年2月に一児の母になった喜びを「「出産翌日の朝、私の全人生が再始動したように感じた。まるで、今日が人生の初日のような」と語り、子どもの性別が男の子で、夫のクック・マローニーが大好きなアメリカの画家、サイ・トゥウォンビーにちなんで“サイ”と名づけたことを明かした。

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現在32歳のローレンスは同じインタビューで、20代前半と2年ほど前に流産していたことを明らかにした。

20代前半のときは人工妊娠中絶をするつもりでいたが、手術を受ける前に「モントリオールに1人でいるときに流産しました」と言う。2度目は2年前に映画『ドント・ルック・アップ』を撮影中のことだった。マローニー氏と結婚し、子どもがほしいと思っていたが、流産して子宮の組織を取り除く手術を受けなければならなかった。

アメリカでは6月に、最高裁判所が人工妊娠中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断をしたが、ローレンスはこの話題についてもコメント。「妊娠中、100万回くらい考えたのを覚えています。自分の体に起きていることを考えながら。私は素晴らしい妊娠をしました。とても恵まれた妊婦生活でした。でも、人生の1秒1秒が違っていたんです。そしてときどき、もし、これを強制的にやらされたのだとしたら?と思ったりすることもありました」と、望まない妊娠をした女性の立場について考えていたと語る。

母親として、銃規制を求める立場であることも明確している。

「私は、いつか学校に行くことになる小さな男の子を育てています。銃は、アメリカ合衆国における子どもの死因の第1位です。なのに、人々はいまだにNRA(全米ライフル協会)からお金を受け取っている政治家に投票している。驚きです」「200年以上前に書かれた憲法修正第二条の権利のために、子どもたちが命を捨てることを許しているのです。」と警鐘を鳴らしている。