酒呑みの舌を持つOL演じた武田梨奈「いつもの、あれ」と注文してみたい

武田梨奈
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武田梨奈が連ドラ初主演することも話題の『ワカコ酒』。この作品の放送記念特別上映会が12月8日にシネマート六本木で行われ、第1夜『鮭の塩焼き』の上映と、武田が登壇しての舞台挨拶が行われた。

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「ワカコ酒」とは、“酒呑みの舌”を持って生まれた26歳のOLワカコが、さまざまな場所をさすらい、女ひとり酒を堪能するグルメマンガ。発売中の1巻〜3巻の累計は55万部を記録している。「美味い酒の肴」と「それに最もマッチする酒」が融合した至福の瞬間、主人公のワカコが必ずもらす「ぷしゅーー」という感嘆の声が、読者の食とお酒への渇望を誘う、今最も注目を集める作品の1つだ。

原作について聞かれた武田は「最初に原作を読んだ時は、ワカコが本当に可愛くて、その世界観を実写ドラマで、どう表現したらいいんだろうとプレッシャーがありました」と回答。 役作りは基本的には楽しんだそうで、「『ワカコ酒』は1話30分間、ほとんどセリフがなく、心の声のモノローグは後からセリフをいれているので、撮影の現場では話さずに表現することが難しかったです」と話した。

また、ワカコの口癖である「ぷしゅーー」に関しては、「そのセリフは一番プレッシャーに感じてました。ずっと家で練習してましたが、クランクインの前、監督たちとお話しさせていただいた時に、あまり作り込まずにお酒と料理の美味しさを感じて、そのまま『ぷしゅーー』とつい出てしまった方が可愛らしいし、いいと言ってくださいました」と明かすと、「原作の中でも、いろいろなタイプの『ぷしゅーー』があるので、ドラマでも美味しいお酒と料理を味わって感じたままのいろいろな『ぷしゅーー』が出てきます」と述べ、「つい家でも『ぷしゅーー』と言うようになってしまい、たまに両親も言うようになりました」と笑顔で話した。

本作の撮影で変わったことを聞かれると、「一番変わったのは、お酒に関してです。今までは1人で飲むよりお祝いごとで、家族や友だちと飲むことが多かったのですが、今はお酒と合う料理を楽しむようになって大人の階段をのぼりました。今の目標は、お店に入って『いつもの、あれ』と注文してみたいです」と話していた。

『ワカコ酒』はBSジャパンにて2015年1月8日夜11:30より、RCC中国放送にて2015年1月15日深夜1:08より、各30分番組×全12話で放送となる。

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