ヘンリー王子の回顧録、英国王室の許可は得られず

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ヘンリー王子とメーガン・マークル

メーガンとの出会い、結婚についても綴る予定

イギリス王室を妻のメーガン妃と共に離脱したヘンリー王子が昨年7月、回想録を執筆中であることが判明したが、1年経ってその内容が少しずつ明らかになってきている。

ウィリアム王子とヘンリー王子の確執続く

ヘンリー王子の幼少期の思い出から軍人としての活動、女優だったメーガン ・マークルと出会って結婚し、長男のアーチー、長女のリリベットという子宝2人に恵まれた現在までを綴ると言う。

王子は回想録について「私は、王子に生まれた立場としてではなく執筆しています」と声明で述べた。

「私は長年、文字通りにも比喩的にも、たくさんの帽子をかぶってきました。私が語るのは山あり谷あり、失敗や学んだ教訓などの物語ですが、出自にかかわらず、思っている以上の共通点が私たちにはあることを示す助けになればと願っています」。「これまでの人生で学んだことを共有できる機会に深く感謝し、正確で完全に真実である私の人生の直接の記録を、皆さんが読むことを嬉しく思っています」

出版社のペンギン・ランダムハウスのCEO、マルクス・ドール氏は「ヘンリー王子は並はずれた人生経験を活かし、王子として、兵士として、そして社会問題に対する知識ある代弁者として、勇気と率直さで認められるグローバル・リーダーとしての地位を確立しています。それゆえに、私たちは彼の正直で感動的な物語を出版することを喜ばしく思っています」と

回想録執筆と出版について、ヘンリー王子はイギリス王室と個人的に話し合ったというが、王室の許可を得ることは求めることはなかったという。イギリスの大衆紙「The Sun」によると、原稿は完成し、法的手続きも済んでいるという。

書籍とオーディオブックの形で発表される回想録の収益について、王子は一部を支援している複数の慈善団体への寄付に充てると発言している。

ペンギン・ランダムハウス社は当初、2022年後半の発売予定を発表していた。現時点で具体的なスケジュールは明らかにされていないが、クリスマスに間に合わせた発売になると見られている。

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