渡辺謙、伊藤英明の“1番ワルかった頃”を暴露!?「毎日六本木で飲んだくれて…」

#TOKYO VICE#アンセル・エルゴート#マイケル・マン#伊藤英明#渡辺謙#WOWOW

90年代の東京を舞台にアメリカVOD大手HBO MaxWOWOWで共同制作したクライムドラマ『TOKYO VICE』がWOWOWにて独占放送中、WOWOWオンデマンドにて配信中。ムビコレでは、本作に出演している渡辺謙と伊藤英明のインタビューを掲載中だ。

・『TOKYO VICE』渡辺謙×伊藤英明インタビュー

伊藤英明にとっては「尊敬する先輩」だけど渡辺謙にとっては「遊び人」!?

本作品は、90年代TOKYOを舞台に、東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイクが日本の記者として裏社会に足を踏み入れる物語。主人公・ジェイクを演じるのは、ゴールデングローブ賞にノミネート、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』(22年)の主役に抜擢されたアンセル・エルゴート。ジェイクが出会う敏腕刑事・片桐を渡辺、裏社会に通じる刑事・宮本を伊藤が演じている。

本作が初共演となった2人。『独眼竜政宗』をはじめ時代劇が好きな伊藤にとって、渡辺は偉大で尊敬する先輩だ。「謙さんは絶対人に緊張感を与えないんです。今日もそうですけど、現場の皆さんへの気遣いがあって。迫力があって、すごみがあって、優しさがあって……」と賞賛の言葉を並べる伊藤を、渡辺は「あんまり言いすぎるとね、ちょっと(笑)」とたしなめる。

そんな伊藤の印象を、渡辺は「昔は週刊誌とかで遊んでる写真ばっかり見てたので(笑)、こいつ、ちょっと……と少し思ってました」と冗談を交えつつ、「でも、実際は真面目なやつだし、努力家だし、内に秘めたエネルギーにすごく強いものがあるので」と話す。渡辺にとって「どんどん海外に出てほしい俳優の1人」であることを明かした。

本作は、90年代の東京を、マイケル・マンというアメリカ人映画監督の目を通して描いた作品だ。渡辺は、その時代を「今だと、もう言えなかったり、やれなかったりすることばっかりじゃないですか」と回顧する。

伊藤が「確かに、僕らでもなかなかそういうものを見る機会って少ないと思います」と同意すると、渡辺は「お前、だって1番ワルかった頃じゃない? 90年代って(笑)」と爆弾発言。渡辺はさらに「毎日飲んだくれて。六本木とかで」と追撃が止まらない。

そんな“謙さん”に苦笑するしかない伊藤だが、「今まで自分が見てきたものや経験したもの、例えば六本木で遊びほうけていたことも、この役だったから反映させられたと思います」と、かつて身につけた六本木での所作が本作で役立ったことも語ってくれた。

渡辺と伊藤、2人の息のあった掛け合いが見られるインタビューでは、ほかにも監督であるマイケル・マンについてや、本作の内容についてもたっぷり話している。渡辺謙と伊藤英明のインタビュー全文はこちらから!