「おっぱい」で絆を育んだ、綾瀬はるかと中学生たち!

『おっぱいバレー』完成披露舞台挨拶にて。左から田島貴男(オリジナル・ラヴ)、持田香織(Every Little Thing)、綾瀬はるか、青木崇高、羽住英一郎監督
『おっぱいバレー』完成披露舞台挨拶にて。左から田島貴男(オリジナル・ラヴ)、持田香織(Every Little Thing)、綾瀬はるか、青木崇高、羽住英一郎監督
『おっぱいバレー』完成披露舞台挨拶にて。左から田島貴男(オリジナル・ラヴ)、持田香織(Every Little Thing)、綾瀬はるか、青木崇高、羽住英一郎監督
この日は、持田香織と田島貴男のスペシャルユニットCaocaoのシークレットライブも行われた

「試合に勝ったら、先生がおっぱいを見せてくれる?」──1970年代の北九州を舞台に、Hな妄想ばかりしている弱小バレー部の男子中学生たちと、彼らを奮起させるためにとんでもない約束をするはめになってしまった女性教師の交流をユーモラスに描いた『おっぱいバレー』。4月9日、この映画の完成披露試写会が行われ、羽住英一郎監督、キャストの綾瀬はるかと青木崇高、主題歌を手がけたスペシャルユニットCaocaoの持田香織と田島貴男が登壇し、映画の見どころなどを語った。

ほのかな妄想をそそるタイトルが印象的だが、セリフに何度も出てくる“おっぱい”という言葉をみんなが恥ずかしがらないように監督は、「現場での挨拶は『おっぱい』で!」と決めたという。「挨拶の後に付けて、『おはよう、おっぱい!』とか『お疲れ、おっぱい!』とか」と笑う綾瀬。「おっぱようございます」なんてのもあったそうだが、監督によると、「中学生役の子たちは最初、綾瀬さんには控えめに、『おはよう、おっぱいッス!』と、一応敬語で言ってたんですけど、段々調子にのってきて、どんどん進化させてましたね」。「おっぱい!」とみんなで言い合うことで「ヘンな一体感が出てきた」とも話していた。

綾瀬は「最初にタイトルを聞いたときはびっくりしました」と言うが、「でも、現場でみなさんが言いづらい方が気まずいな、と思っていたので、監督におっぱいが挨拶だと言われてちょっとホッとしました。第一線を超えると、いい絆が……ハイ(笑)」と撮影を振り返った。“おっぱい”という合い言葉が飛び交う楽しい現場だったようだが、青木は、「仕事が終わって東京に帰ってきた時は、(クセが抜けず)ちょっとアブなかったですね」と苦笑いしていた。

時々、調子にのるものの、一生懸命な中学生たちとの共演は、綾瀬にとって新鮮だったようで、「本番もテストも100%体当たりな感じだったので、私も改めて、頑張ろう!と思いました」と話していた。

70年代のヒット曲が次々と流れ、懐かしい思いがこみ上げるオトナたちも多そうだが、「当時はみんながヒット曲を共有していた時代なので、我々が聞くと懐かしいと思います。また、今の若者が聞いてもクールと思える曲を選びました」と監督。持田と田島が歌う主題歌は、フィンガー5の名曲「個人授業」のカバーで、田島曰く「僕も映画の中の中学生たちと同世代なので、あの頃を思い出し、気持ちを込めてカバーすることができました」。若者世代の持田も、「田島さんから『センセ〜!』って気持ちで歌うんだよと指導を受けて、はるかちゃんを思い浮かべながら歌っていました」と語っていた。

『おっぱいバレー』は4月18日から丸の内TOEI 1ほかにて全国公開される。

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