熱血教師と問題児の野球部員たちが甲子園を目指して奮闘する姿を描いた人気ドラマを映画化した青春感動作『ROOKIES ─卒業─』。4月14日、その完成披露試写会が都内で行われ、キャストの佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、高岡蒼甫、桐谷健太らが舞台挨拶を行った。
ファンの熱い声援が飛び交う中に登場した、ユニフォーム姿のニコガク・メンバー! 熱血教師・川藤を演じた佐藤は「ついにこの日を迎えられたことを幸せに思っています。今まで(ドラマ、映画が)続いたのは、みなさんの応援があってこそ」と挨拶し、更なる歓声を浴びていた。
野球部のリーダー的存在である安仁屋を演じた市原は、「このメンツでこの場に立てることがスゲェ嬉しいです! 映画を見た瞬間に鳥肌が立ちました。言葉なんかいらねぇやって感じなんですけど……」と感無量といった様子。「作品って、作った人のものなんですけど、見ていただいた時点で、見た人のものになるんで、『ROOKIES ─卒業─』を楽しんで、体に染み込ませて持って帰ってください!」と熱く語っていた。
そんな真っ直ぐで熱い男・市原のマル秘エピソードを暴露(!)したのは高岡。撮影中、市原はいつも熱心にセリフの練習をしていたそうで、「みんなの前でも恥ずかしがらずに練習して、エライなぁと思ってたんです」と高岡。その日も、ベンチで熱心にセリフの練習をする市原を「エライなぁ」と思いながら見つめていた高岡の耳に聞こえてきたのが「じょこつが……じょこつが……」という耳慣れない言葉。「何を言ってるんだろう? そんなセリフあったかなぁと思って自分の台本を見たら、『肋骨が』って書いてあるんです。字の形が「助」と似ている気もするんですけど……その瞬間、『かわいい、コイツ!』って(笑)。心底真っ直ぐなんだな、と思い、もっともっと大好きになって映画に入ることができました」と教えてくれた。高岡はその後、隣の市原をチラリと見ながら「ちょっと恥かかせちゃって……」と申し訳なさそうな表情を浮かべていたが、司会者が「本当ですか?」と確認すると、市原は、「はい、そうです」と、瞳をキラキラさせながら爽やかな笑顔で答えていた。
一方、撮影中に“補欠”の悲哀を味わったのが桐谷。「最後のシーンで、みんなが思いの丈を言うシーンがあるんです。ピッチャーならマウンドなど、それぞれのポジションで気持ちを作っていくんですけど、それを見たときにスゲェ!役を超えた!!と思ったのと同時に、じゃあ、代打のオレはどこに行けば……と思って(苦笑)。ベンチなのかな〜と思いながら見てたんですけど」と、撮影時を振り返っていた。
5月30日より全国公開となる本作。直前の27日には国立代々木競技場の体育館で前夜祭が開催されることも決定! 佐藤隆太や市原隼人らメインキャストをはじめ、キマグレンやflumpoolなども参加し、映画公開を盛り上げるという。前夜祭のチケット発売は4月15日午前10時から。詳しくは『ROOKIES ─卒業─』公式サイトにて。
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