上映は「殺人犯を誘き寄せるため」の罠? 全米震撼の未解決事件を映画化、張り込み続けた監督の執念

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『サンフランシスコ連続殺人鬼』
『サンフランシスコ連続殺人鬼』
『サンフランシスコ連続殺人鬼』
ガンニバル

映画好きが集うエンタメサイト[ムビコレ]の、先週(411日〜417日)の人気記事をピックアップして紹介!

先週は、ヒトラーが追い求めたとされる永遠の生命の謎、日本の村の異常な風習、アメリカの未解決事件を映画化した作品など、都市伝説や未解決事件に関連する作品のニュースが注目を集めた。

極秘文書に書かれていたのはヒトラーが追い求める“永遠の生命の謎”…?

ミッキー・ローク主演による戦慄のアクション・ホラー『ウォーハント 魔界戦線』の予告編が公開。

2次大戦末期、連合軍の輸送機が森林地帯に墜落。捜索に向かった米軍のブリューワー軍曹、特務兵のウォルシュらは、森の奥で墜落機の残骸を発見するが、その直後から奇怪な現象に見舞われる…。

予告編は、墜落機から機密文書を回収する特殊任務を受けた米兵が、敵地ドイツの森を探索するシーンからはじまる。なぜか殺した相手が生き返り襲いかかってくるなど、奇妙なことが起こり続ける森の中。

ようやく彼らが見つけ出した機密文章は、ヒトラーが追い求める永遠の生命の謎を解き明かす“生命の木”について書かれていたものだった。死体が吊るされ、コンパスも効かない奇妙な森…その異様な雰囲気を、ぜひ予告編を見て味わってほしい。

・米軍が墜落機から回収した機密文書、その驚くべき中身はヒトラーが追い求めた“生命の木”の秘密!?

人喰い村で村八分…因習的で、排他的な村にはびこる狂気

柳楽優弥主演『ガンニバル』が22年冬にディズニープラス スターで日本独占配信。

本作は、サスペンスコミック『ガンニバル』のドラマ化。物語の舞台は、日本の山間にある架空の村「供花村」。その村に赴任してきた一人の駐在巡査・阿川大悟(柳楽)は、村人たちに初めは暖かく迎え入れられるが、一人の老婆の死をきっかけに、彼は少しずつ村の異常性に気付き、ある疑念に囚われ始める…「この村の人間は人を喰ってる」と。

次々と起こる不可解な事件、村に充満する排他的な空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄の“村八分”サスペンスドラマだ。“架空の村”という設定ではあるが、未だに日本の山間には私たちが想像もしないような風習を持った村が存在するのではないか? 本作の設定を聞くだけで、そんな想像まで膨らんでしまう。気になる供花村の実態は、配信開始後に確かめよう。

・人喰い村で村八分…因習的で、排他的な村にはびこる狂気

全米を震撼させた未解決事件を映画化!「犯人が必ず映画館に現れる」と考えた監督は…?

メインストリームのエンタテイメントとは対極にある、辺境系映画の魅力を存分に堪能できる特集上映「大暴走・野蛮地獄」が520日より開催される。

本上映は、絶望感、不快感、そして鑑賞後に凄まじい徒労感に襲われる強烈な作品が集う“気が滅入る特集上映”「狂人暴走・大激突」の第2弾ということもあり、今回も強烈な作品がラインナップ。

中でも注目は、アメリカの未解決連続殺人事件「ゾディアック事件」を映画化した『サンフランシスコ連続殺人鬼』(69年)の上映だ。今回が初の正式上映となる。

注目すべき点は映画の内容もそうだが、公開当時、「自己顕示欲の強い犯人が必ず映画館に現れる」という予測のもと、トム・ハンソン監督やスタッフ、キャストが犯人捕獲のために映画館に張り込みを続けたという逸話の部分。

その覚悟と執念が、作品の完成度とは関係なくスクリーンから伝わってくるという。貴重な上映の機会をぜひ逃さず、スクリーンで味わってほしい。

・植物人間、爆弾魔、サイコパス、狼男…常軌を逸した野蛮極まりない映画集結!