タカラ湯(足立区北千住)
タカラ湯(足立区北千住)
タカラ湯(足立区北千住)
新谷ゆづみ
森崎ウィン
村上淳

コロナ禍で再び人と人のふれあいが制限される中、憩いの場として銭湯が注目されている。

タカラ湯(足立区北千住)

タカラ湯 photo by hiro“c”

ASA-CHANG、足立智美、大友良英、大巻伸嗣、スプツニ子!、野村誠、八木良太、やくしまるえつこといった今や引っ張りだこのアーチストたちが参加した市民参加型アートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」(2012年)の舞台のひとつとなり、高天井で響きが良く日本庭園で有名な東京・北千住のタカラ湯は、いま『仮面ライダーリバイス』の実家「しあわせ湯」のロケ地としても脚光を浴びている。

タカラ湯(足立区北千住)

タカラ湯 photo by hiro“c”

そんな流れに呼応するように、実在の銭湯をロケに使った人と人のふれあいをテーマにした作品が誕生した。「銭湯図解」の著者・塩谷歩波の人生を原案とするオリジナルドラマ『湯あがりスケッチ』(全8話)で、 2月3日より毎週木曜22時より配信される。

「銭湯図解」原案のドラマ『湯あがりスケッチ』主要キャスト公開

このたび、主要キャストとして、森崎ウィン、村上淳、新谷ゆづみが登場することがわかった。

森崎は出演が決定した時、脚本を読んで純粋に心躍ったという。中川龍太郎監督からも手紙をもらい、「あ、これは僕がやるべき作品なんだな」と強く感じたと振り返る。

森崎ウィン

その上で、「ほぼワンカットで1つのシーンが出来上がっていて、キャラクターたちの、カメラには映っていないけどそこに生きてるんだなという雰囲気だったり、新しい演出のチャレンジだったりが画の中から伝わって来ると思います」などとアピールした。

自身が演じる熊谷多喜というキャラクターについては、「ちょっと不器用でシャイなんですがすごく明るく見せていて、本性は自分自身、悩みを抱えている」と分析。銭湯を「心が落ち着く場所」と説明した。

村上は、若い才能と積極的に仕事がしたいという思いに応えるオファーに喜んだ。

村上淳

作中印象に残っているセリフは、「人は裸になればみな同じだから」。自身が演じる愛之助という人物像は定めず、現場での共演者との呼吸やキャメラとの距離感に柔軟に対応しているという。

新谷は、自身が演じるゆづ葉という役柄について、「見た目はすごく派手な女子高生ですが、とてもしっかりした子だと思いました。その一方で思春期のなかお父さんと2人で暮らしてきたからこその悩みなど、いろんな思いが交錯する、まだまだ青い少女と分析、「今までに演じたことのない雰囲気の子」であることもあり、「物語の中で、ゆづ葉ちゃんがどう生きていくのか台本を読みながらとても楽しみでした」と語った。

新谷ゆづみ

生活の中心にある銭湯“タカラ湯“舞台のコミカルで温かな対話劇

『湯あがりスケッチ』は、銭湯を舞台に、ちょっと可笑しくも愛らしい人々との出会いの中で主人公・澤井穂波(小川紗良)が成⻑していく姿を描くヒューマンドラマ。

物語の中で穂波に強く影響を与えるのは、“タカラ湯”の常連で劇作家志望の熊谷多喜(森崎)、“タカラ湯”の3代目・氏子愛之助(村上)、その一人娘・氏子ゆづ葉(新谷)のレギュラーキャスト。毎話3人が登場し、穂波の生活の中心にある銭湯“タカラ湯“を舞台に、コミカルで温かな対話劇を繰り広げていく。

『湯あがりスケッチ』は、 2月3日22時より映像配信サービス「ひかりTV」で独占配信される。

INTERVIEW