29歳の新鋭・門脇康平監督『我々は宇宙人』興収1億円突破! 口コミで異例の右肩上がり
子どもの何気ない仕草をリアルに描いた本編映像が公開
世界から注目を集める29歳の門脇康平監督による長編アニメーション映画『我々は宇宙人』が、わずか72館での公開ながら、公開8日目に興行収入1億円を突破した。公開後は平日の興収が4日連続で前日を上回り、2週目の週末成績も初週末を超え、興収・動員ともに前週比112%を記録。口コミを中心に反響が広がる中、翼と暁太郎が過ごす小学生時代の日常を切り取った本編映像が解禁された。
・藤本タツキ「超超大大大好きな映画でした!」 adieuの主題歌が彩る『我々は宇宙人』本予告公開
2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して誕生した映画レーベル・NOTHING NEWによる初の長編アニメーション映画『我々は宇宙人』が、9月25日より全国公開中だ。
企画・脚本・監督を務めるのは、本作が長編アニメーション初監督となる門脇康平。主人公・翼役を坂東龍汰、暁太郎役を岡山天音がW主演で務めるほか、山﨑天(櫻坂46)、松井ケムリ(令和ロマン)らが声優として参加。音楽をYaffle、主題歌をadieuが担当している。
第79回カンヌ国際映画祭「監督週間」でワールドプレミアを迎え、満席となった820人の観客から約7分間にわたるスタンディングオベーションを受けた本作。その後、アヌシー国際アニメーション映画祭2026の長編コンペティション部門に日本作品として唯一選出され、第50回オタワ国際アニメーション映画祭では長編コンペティション部門グランプリを受賞するなど、世界各地で高い評価を獲得してきた。
そして9月25日、全国72館で封切られると、その勢いは公開後さらに加速。初週末を経た9月28日から10月1日まで、平日の興行収入が4日連続で前日を上回る異例の右肩上がりを記録した。公開8日目となる10月2日には、累計動員7万1170人、累計興行収入1億1158万2300円を記録し、わずか72館での公開ながら早くも1億円を突破した。
さらに、公開2週目の週末となる10月3日・4日は、興収・動員ともに前週比112%を記録。2週目にして初週末を上回る異例の伸びを見せ、10月4日までに累計動員9万7401人、累計興行収入1億5670万8200円を突破した。口コミを中心に評判が広がり、勢いはますます加速している。

(C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS
今回解禁されたのは、翼と暁太郎が過ごす小学生時代の日常を切り取った本編映像。放課後の帰り道に道草をしたり、夏休み前には何本もの置き傘をランドセルにぶら下げて帰ったり、麦茶を何杯も飲み干したり、ひんやりとした床に体をぺたりとくっつけて涼んだりと、子どもの頃には当たり前だったのに、大人になるにつれていつの間にか忘れてしまったような仕草や感覚が次々と映し出されていく。そんな何気ない瞬間にこそ、本作ならではのアニメーション表現へのこだわりが詰まっている。
門脇監督が追求したのは、子どもの動きのリアリティ。自身も幼い頃、枝を拾ったり、壁を触りながら帰ったりと「無駄な動きが多い」子どもだったという経験から、目的もなく寄り道をしたり、どうでもいいことを遊びに変えたりする、子どもならではの動きを徹底して描き込んだ。
さらに本作では、作画と背景の境界をなくし、画面全体で一つの情景を描き出すことを追求。ランドセルも単に古びた姿を描くのではなく、「どう扱ってきたから、こう壊れたのか」という時間の積み重ねまで意識するなど、質感の表現にもこだわっている。
『我々は宇宙人』は現在公開中。
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