口論の末、実の娘を車で轢いた中年シングルマザー! 娘は母を相手に裁判を起こすが…

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『同じ下着を着るふたりの女』

近年の韓国フェミニズムやシスターフッド映画の“次”をいく新たなリアリズム

暴力と依存の悪循環に陥った中年シングルマザーと20代後半の娘の痛切な親子関係を描き、釜山映画祭で5冠に輝いた映画『同じ下着を着るふたりの女』。本作より、日本版予告編とポスターを紹介する。

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韓国の新鋭キム・セイン監督による本作は、相手を完全に愛しきることも憎むこともできない「母と娘」の関係を、同じ女性の視点から真摯に描き出す。母の愛を求める娘側の視点だけでなく、世間が求める良母になりきれない母側の葛藤にもレンズを向け、韓国での公開時には、幅広い世代の女性たちから切実な共感を集める作品となった。

30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは、幼い頃から娘に辛く当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。

予告編では、若くしてシングルマザーとなった母スギョンと、その娘イジョンが買い物に訪れたスーパーの駐車場で口論となり、母が娘を車で轢いてしまうという衝撃の場面も描かれる。本編ではこの件がきっかけとなり、母を相手に娘が裁判を起こす事態へと発展。ただのケンカでは済まされない母娘の差し迫った状況に緊張感が走る。しかし、一方で自身の人生の幸福を求める母の心情にも目を向けた場面もあり、本作が一方的に母を断罪する作品ではないことも示唆されている。

予告編の最後では、いち早く作品を鑑賞した西川美和監督からの推薦コメントも紹介。西川監督は「人間は、絶望的に変わらない。しかし、その絶望を引き受けながら、懸命に出口を探した作家としての姿勢に感動する」とコメントを寄せ、本作が長編初監督であるキム・セイン監督の映画作家としての姿勢を絶賛した。

『同じ下着を着るふたりの女』

さらに、日本版ポスタービジュアルでは、長編出演デビューとなる娘役のイム・ジホと、『#生きている』『イカゲーム』などにも出演した母役のヤン・マルボクの様々な側面を見ることができる。

『同じ下着を着るふたりの女』は5月13日より劇場公開。

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