偽りの旅に出た青年2人による愛情と肉体のぶつかり合いが炸裂! 『裸足で鳴らしてみせろ』予告編

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C)2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)

映画界の精鋭たちも絶賛の、痛いほどの青春映画!

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップの第27弾となる『裸足で鳴らしてみせろ』が8月6日より公開。この度、予告編が完成した。

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本作の監督・脚本を務めるのは、大学の卒業制作『オーファンズ・ブルース』がPFFアワード2018グランプリ受賞、自主映画ながら劇場公開され、青山真治監督、行定勲監督や俳優・永瀬正敏氏から絶賛コメントも寄せられるなど、国内外からその瑞々しい感性と圧倒的な画力・ 構成力を絶賛された工藤梨穂。本作が商業デビュー作となる。

フランソワ・トリュフォー監督の『隣の女』(81年)のセリフ「一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない」から着想を得た本作では、惹かれ合うも触れ合うことができない青年2人の、あふれ出る愛情や欲望の行方を、肉体のぶつかり合いと偽りの旅を通して、やさしくて痛い青春のきらめき紡ぐ。

既に海外映画祭からも注目され、第51回ロッテルダム国際映画祭ハーバー部門選出、第22回ニッポンコネクション・NIPPON VISIONS部門にてスペシャル・メンション獲得、今後は、6月開催の第46回フレームライン(サンフランシスコ国際LGBTQ+映画祭)ワールド・シネマ部門、7月開催の世界最大級の子ども映画祭・第52回ジッフォーニ国際映画祭 コンペティション部門に選出されている。

この度、完成した予告編には、「代わりに世界を見てきてほしい」という盲目の養母(風吹ジュン)のために、レコーダーを手に“世界の音”を届けようとする2人の青年、直己(佐々木詩音)と槙(諏訪珠理)が登場。彼らは、次第に惹かれ合うも、互いを抱きしめることができない。 「“世界旅行”の果て、2人の青年は凶暴な愛を予感する――。」というコピーのとおり、2人の言葉にならない想いが、他愛のないじゃれ合いから暴力的な格闘へとエスカレートしてゆく。

予告編の後半に流れるのは、シンガーソングライターsomaが展開する主題歌「Primula Julian」。その優しくも切ないメロディーと共に、歌詞にも出てくるフレーズ「どこへ行こう?」「どこへでも行ける。」は、ポスターのコピーにも使われている。

また、予告編のラストに映る、「カプリ島に来たよ。青の洞窟に居る…」と、夜のプールで世界を旅している様子を収録する、劇中でも印象的なシーンだ。

想いが深くなればなるほど、互いを傷つけてしまう——。 主人公の若者たちが抱える愛にまつわる矛盾と、一緒に過ごした時間のかけがえのなさ。 誰しもの記憶に残り続ける青春映画が誕生した。

『裸足で鳴らしてみせろ』は8月6日より公開。

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