「日本とはすっかり恋に落ちているの」ノオミ・ラパスが明かす日本に関する意外な趣味とは!?

#KOHH#ジョエル・キナマン#ノオミ・ラパス#マヤの秘密

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深い心の傷が癒えることはあるのか、復讐は解決となるのかを問う物語

『ミレニアム』シリーズに出演以来、様々な作品で唯一無二の存在感を見せ続けるノオミ・ラパス主演最新作『マヤの秘密』が、2月18日より全国順次公開される。日本公開を直前に控え、ラパスがイギリス・ロンドンでオンラインインタビューに応じ、本作品へかける思いや見どころなどを大いに語った特別映像が公開された。

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脚本を読み「これこそ私が探していた映画!」と出演を快諾、さらに製作総指揮も務めたラパスは、本作品について「長期間秘めていたものを自分自身が許す物語。同時に自分自身をそれから解放し、トラウマを乗り越える物語」であると説明する。

さらに「また、それらの傷が癒えることはあるのか、復讐は解決となるのかを問う物語でもある」と続け、「私はこれらに関する心理面のリサーチに膨大な時間をかけた。観客には“復讐こそが解決なのか?”“人間は深い感情的トラウマを癒し、治すことができるのか?”と問いたい」と語り、これらを自分自身にも問いかけたことを明かした。

本作品のプロデューサーとして配慮したことについては、「リアリティが大事だと思い、初めにたくさんリサーチをした。また大きなトラウマが与える影響について深く描きたかった」としたうえで、「本作品では性暴力も描いているので表現するにあたって細心の注意をはらった。撮影方法や暴力に対してアプローチ方法などを考え、必要以上に表現しないように、さらに起きたことを観客が十分に理解できるように描いた」という。

そして、同じスウェーデン出身で古くからの友人でもあり、『チャイルド44 森に消えた子供たち』(15年)以来の再共演を望んでいたジョエル・キナマン(『ザ・スーサイド・スクワッド』シリーズ)との共演については、「ジョエルは素晴らしかった。彼は友人で何年も前から何かできないかと考えていて、この企画が実現したの」と振り返り、「だからジョエルと地下室に閉じ込められるなんて、ある意味夢のような話だった」とチャーミングな笑顔に。

今回ラパスが演じた主人公マヤは、戦時中にナチスの軍人から暴行された過去をずっと夫に秘密にしてきた。もし自分が重大な秘密を抱えていたら?と問われると少し考え、「私は強くありたいので、自分の問題は自分で解決しようと思う。本作品のマヤよりは少し辛抱して自己解決しようとするでしょうね」と返答。「マヤは秘密を長い間自分の中で抱えすぎて、夫に打ち明けることで、傷の癒しを求めた。それは彼女の切なる希望だった。だから自分の取る行動が制御できなかった」と心情を代弁した。

また来日経験もある官女に日本の印象を聞くと、開口一番「日本とはすっかり恋に落ちているの。もちろんもう一度行きたいし、そう何年も思い続けている」と笑顔で答え、「実はコロナ禍になる前に日本へ行こうとしたけれど、すべてが止まり叶わなかった。なので近い将来に行きたい。また日本に行ったら地方やいろんな都市を訪ねたい。日本のファッションや日本の音楽、特にKOHHというラッパーの大ファンなの」と意外な理由も。

現在、『Lamb(原題)』プロモーション中のラパスはロンドンの自宅にやっと戻ってきたそう。今後の活動については、このあと公開される作品『Black Crab(原題)』のプロモーション後、数ヵ月ほど休みを取ってから、あるプロジェクトに取り掛かるという。

『マヤの秘密』は2月18日より全国順次公開される。