モネ没後100年に贈る『モネと時間旅行』 印象派の世界で紐解く家族の秘密と人生

#セドリック・クラピッシュ#モネと時間旅行

『モネと時間旅行』

オルセー美術館や睡蓮の庭も彩る、印象派ファン必見の感動作

一枚の絵画に秘められた家族の秘密が、時代を超えた旅の中で明かされ、それぞれの人生が動き始める——。『ダンサー イン Paris』(22年)などで知られるセドリック・クラピッシュ監督の最新作『モネと時間旅行』より、本予告と本ポスターが解禁された。

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印象派の巨匠クロード・モネの没後100年となる2026年に日本公開を迎える本作。モネをはじめ、ルノワール、セザンヌ、写真家フェリックス・ナダール、作家ヴィクトル・ユゴーなど実在の芸術家たちが次々と登場する。さらに、オルセー美術館やオランジュリー美術館、モネの「睡蓮の庭」など、印象派ゆかりの名所や名画が物語を鮮やかに彩る。

恋にも仕事にも悩みながら祖父と暮らす青年セブ。ある日、面識のない親族たちとともに、先祖アデルが遺した屋敷を土地開発のため売却してほしいと持ちかけられる。その屋敷は、1944年から閉ざされたまま、ノルマンディーの草原にひっそりと佇んでいた。

セブを含む4人が一族の代表として屋敷を調査すると、白いドレスの女性が描かれた、印象派の作品と思われる一枚の絵画を発見する。屋敷の主だった謎の女性アデルとは何者なのか。そして、その絵画を描いた画家とモデルの正体とは——。

彼女と絵画に秘められた秘密が明かされるとき、過去と現在、理想と現実が交錯し、それぞれの人生に新たな扉が開かれる。

監督はセドリック・クラピッシュ。ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『猫が行方不明』(96年)をはじめ、『家族の気分』(96年)『パリの確率』(99年)『PARIS パリ』(08年)など、パリを舞台にした作品を数多く手がけてきた。

一方で、『スパニッシュ・アパートメント』(02年)『ロシアン・ドールズ』(05年)では青春のかけがえのない時間や人生の転機を描き、高い評価を獲得。長年のバレエ・ダンス愛好家としても知られ、『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』(10年)やパリ・オペラ座を題材にした作品、そしてパリ・オペラ座のダンサーを主演に迎えた『ダンサー イン Paris』(22年)などを発表してきた。

クラピッシュ監督が最新作で挑んだのは、かねてから映像化を夢見てきた19世紀パリと現代を交錯させた〈家族と人生〉の物語。パリとノルマンディーを舞台に、ベル・エポック時代への時間旅行、一族に遺された屋敷、そして一枚の絵画に隠された謎を紐解きながら、それぞれの人生が新たな輝きを取り戻していく姿を描き出す。

『モネと時間旅行』

今回紹介する本予告は、遺産相続の話し合いのため、30人以上の親族が一堂に会する場面から始まる。

「皆さんは、1873年生まれのアデル・ムニエの子孫です」「長年閉ざされてきた彼女の家に入るためには、相続人の立ち会いが必要です」——。突然告げられた言葉をきっかけに、これまで面識のなかった4人の親族は、ノルマンディーに残された古びた屋敷へと足を踏み入れる。そこには、19世紀末を生きた祖先アデルの人生を物語る数々の品々が残されていた。「何やら謎めいてるな」「彼女はどんな人生を送ったんだろう」——。4人は、彼女の足跡をたどり始める。

やがて物語は、アデルが生きたベル・エポック時代へ。生後間もなく母と離れ離れになったアデルは、「ママがどんな人か知りたい」という思いを胸に、20年ぶりに母と再会するため、ノルマンディーから一人でパリへ向かう。美しい街並み、モネの絵画を思わせる色鮮やかな花々が咲く庭園、そして夢を抱く若者たちとの出会い。華やかな時代の息吹がスクリーンいっぱいに広がっていく。

一枚の絵画に秘められた家族の歴史、世代を超えて受け継がれる思い、そして自身のルーツを探す旅の果てに待つ新たな人生。「古い家族のことを知れば、自分たちのこともわかる」——。4人が屋敷で発見した一枚の絵画をきっかけに、100年以上の時を超えてつながる家族の絆と未来への希望を描き出す、感動的な映像となっている。

本ポスターには、アデルの思い出の品々を見つめる親族たちの姿と、ベル・エポック時代のパリで戸惑いながらも前へ進もうとする若き日のアデルが描かれている。「予期せぬ出会いが、未来を色づける」というキャッチコピーが添えられ、時代を超えて交差する家族の過去と未来を象徴する印象的なビジュアルに仕上がっている。

『モネと時間旅行』は2026年9月18日より公開。