孤独な男子高生の心を繋いだのは“J-POP”だった…『君と僕の5分』が描く、言葉にならない関係

#オム・ハヌル#シム・ヒョンソ#ビョン・ウソク#君と僕の5分#韓国映画

『君と僕の5分』
(C)2025, GOZIP STUDIO & AMOROSO FILM, All rights reserved.
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』
『君と僕の5分』

globe「DEPARTURES」に乗せ、胸に秘めた感情とすれ違いを繊細に描き出す

第20回大阪アジアン映画祭でJAIHO賞を受賞し注目を集めた韓国映画『君と僕の5分』が、6月5日より全国順次公開される。公開に先駆け、挿入歌にglobeの「DEPARTURES」を使用した本予告映像と場面写真が解禁された。

・新鋭オム・ハヌル監督の長編デビュー作『君と僕の5分』の場面写真をすべて見る

・“魔女”教師と少女の奇妙な同居生活──韓国発の感動作『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』が紡ぐ再生の物語

日本の大衆文化流入が規制されていた2001年の韓国を舞台に、J-POPを通して心を寄せ合う孤独な高校生たちを瑞々しく描いた本作。新鋭オム・ハヌル監督の長編デビュー作で、チェチョン国際音楽映画祭、大阪アジアン映画祭をはじめ国内外で高く評価された。

本作には、挿入歌としてglobeの楽曲が使われるなど、90年代の多彩な日本カルチャーが登場する。当時少数派だった日本カルチャーを愛する若者の喜びや哀しみと同時に、普遍的な青春の抒情を呼び起こす。

主人公ギョンファンを演じるのは、ミュージカル『ビリー・エリオット』でデビューし、ドラマ『豚の王』『ソンサン -弔いの丘-』に出演し活躍の場を広げるシム・ヒョンソ。ジェミン役には、ドラマ『恋するアプリ Love Alarm』『保健教師アン・ウニョン』、映画『ひかり探して』(22年)のヒョン・ウソク。今後の活躍が期待される若手俳優陣の繊細な演技が観客の胸を打つ。

さらに、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(19年)やドラマ『私の夫と結婚して』のコン・ミンジョン、映画『エクストリーム・ジョブ』(19年)『幼い依頼人』(19年)『犯罪都市 PUNISHMENT』(24年)のイ・ドンフィら実力派俳優が出演する。見る者それぞれの最も大切な時間に連れていってくれる青春映画の傑作が誕生した。

今回解禁となったのは、挿入歌globeの名曲「DEPARTURES」を使用した本予告映像。

2001年、韓国で最も保守的な街といわれた大邱(テグ)に転校してきた高校生のギョンファンは、日本の音楽やアニメの大ファンだ。内気な性格で、昼休みにはJ-POPを聴きながら1人で過ごしている。映像は、そんなギョンファンが口ずさむ「DEPARTURES」の鼻歌から始まる。

『君と僕の5分』

ギョンファンは、隣の席になった学級委員ジェミンが曲名を聞き当てたことをきっかけに、ジェミンも日本のカルチャーが好きだと知る。放課後にゲームセンターやCDショップ、映画館で共に時間を過ごす中で、次第に距離が近づく2人。

しかし、ギョンファンがある秘密をジェミンに打ち明けると、「絶対に他人に話すな」と言われ、その日を境にジェミンの態度は一変する。2人の間に溝ができてしまう。

「DEPARTURES」に導かれるように、溢れる想いを抱え走り出すジェミン。その先に待つものとは——。ラストには、バスの最後列でイヤフォンを分け、体を寄せ合う2人の姿が映し出され、静かな余韻を残す映像となっている。

『君と僕の5分』

「DEPARTURES」が発表されたのは、1996年1月1日。かねてよりJ-POPファンだった監督のオム・ハヌルは、脚本を書き始めた頃から「DEPARTURES」を繰り返し聴いていたという。執筆を進める中で、歌詞や楽曲の世界観に影響を受け、降りつもる雪景色の中、そばにいてほしいと相手を想う曲に、ギョンファンのジェミンへの切ない思いを込めた。劇中では、同じくglobeの「FACES PLACES」も挿入歌として使われている。

あわせて解禁となった場面写真では、ジェミンとギョンファンの学校での姿や、放課後に映画館やCDショップで過ごす様子などを切り取った全10点が公開された。ギョンファンの母(コン・ミンジョン)や、2人が通う学校の教師(イ・ドンフィ)のキャラクターカットも収められている。

『君と僕の5分』は2026年6月5日より全国順次公開。

INTERVIEW