傷ついた少女が歌舞伎町で仲間と出会い、初めて夢を抱いた先に待つ運命
一人の少女が流れ着いた街、新宿・歌舞伎町。そこで初めて胸に灯した希望と夢が迎える結末とは──。森七菜主演、長久允監督が初タッグを組んだオリジナル長編映画『炎上』より、予告映像と本ポスタービジュアル、場面写真が一挙解禁された。
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本作は、長久監督が自らのオリジナル脚本で挑む長編映画で、映画化を目指して5年間温めてきた企画だ。多くの人物に丁寧に取材を重ねながら物語を練り上げていった経緯があり、監督はその出発点について「新宿歌舞伎町のニュースを見て、現場を取材し、彼女/彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけです」と語っている。

撮影では、映画の舞台である新宿・歌舞伎町で実際にロケを敢行し、街のありのままの姿を物語に落とし込んだ。新宿・歌舞伎町で生きる若者のリアルな姿と、他では味わえない長久ワールドの融合は高く評価され、第42回サンダンス映画祭では、挑戦的で既存の枠にとらわれない作品が選出されるNEXT部門にノミネート。ワールドプレミア上映も行われ、大きな好評を博した。
本作の主人公・小林樹里恵(通称:じゅじゅ)を演じるのは、映画『国宝』(25年)『秒速5センチメートル』(25年)に出演し、その存在感と演技力の高さで国内外から評価を集めている俳優・森七菜。

森は「自分自身がどこにいるのか分からなくなる撮影期間でしたが、彼女たちの強さを守るために進んだ一ヵ月半でした。見てくれた方がこの物語をどんな風に捉えることになるのか想像がつきません。だけど私たちから何も奪えないことを、地獄には知って欲しい」と語るほど、魂を込めて演じている。

新宿・歌舞伎町。無職、10代女性による放火事件──。そんな衝撃的なナレーションから始まる本作の予告映像は、森七菜演じる主人公・小林樹里恵(通称:じゅじゅ)の強烈な視線が突き刺さる印象的なシーンを皮切りに、一人の少女の苦しい過去を暴き、彼女が見つけた唯一の安息の地・歌舞伎町へと移り変わっていく。
トー横広場に救いを求め、さまざまな境遇を抱える同年代の仲間たちと出会った樹里恵。彼女は、初めてできた親友の三ツ葉(アオイヤマダ)や、新宿に来たばかりの樹里恵をグループに招き入れるリス(曽田陵介)、歌舞伎町に集まる子どもたちの親代わりとなり、住む場所や仕事を与えている“神”的存在であるKAMIくん(一ノ瀬ワタル)らから生きる術を学び、人生の楽しさに気づいていく。しかし、そんな彼女に次第に大きな影が忍び寄る…。
KAMIくんの言う「簡単に真人間になんてなれないからな」という衝撃の一言をきっかけに、暴れ叫ぶ樹里恵やトー横広場に倒れ込む彼女の姿が映し出され、過去のトラウマがフラッシュバックするかのように樹里恵を襲っていく。キラキラして幻想的な街である新宿・歌舞伎町は、彼女にとってまさに天国のような場所だったはず。初めて希望を抱き、夢に向かって必死に生きていた彼女に一体何が起きたのか? 「影がひとつもない世界…そんなもんあるかよ」と吐き捨てた言葉に隠された真相とは?

あわせて本作の場面写真が一挙解禁。歌舞伎町を背に一人佇む樹里恵の姿や、満面の笑みで仲間たちと無邪気にはしゃぐ彼女を捉えたカットをはじめ、三ツ葉役のアオイヤマダ、リス役の曽田陵介、KAMIくん役の一ノ瀬ワタル、マスミ役の広田レオナ、さらにマスミの車椅子を押す阿Q役の森かなた、眼帯姿が印象的なOra役の髙橋芽以らの姿も収められている。そのほか、樹里恵とともにトー横にたむろするキッズたちを映したシーンも初公開となった。
一方、厳しい教育で樹里恵を追い詰める両親を演じる古舘寛治、松崎ナオらのカットからは異質な空気感が漂う。そこから逃げ出そうとする樹里恵の必死な後ろ姿を捉えた一枚も印象的だ。
さらに本ポスターには「なぜ、彼女は歌舞伎町に火をつけたのか」という意味深なコピーが記され、物語の行方への期待は高まるばかり。それぞれの生きづらさと傷を抱えた者たちが寄り添い集う街・新宿歌舞伎町。そこにたどり着いた樹里恵は、彼らと出会い、何を手にするのか——。
『炎上』は2026年4月10日公開。
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