ナムグン・ミンが戦渦の中で愛する女性を全力で守る最高の男を熱演！

#アン・ウンジン #ナムグン・ミン #恋人～あの日聞いた花の咲く音～#韓国ドラマ #韓流 2025.06.26

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激動の時代を背景に男女の純愛を描く『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』

アジア中に“恋人”旋風を巻き起こし、2023MBC演技大賞8冠を達成したラブストーリー『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』を紹介。

・ナムグン・ミンがムキムキマッチョに肉体改造して挑んだスパイアクション！

1936年の朝鮮。両班の娘ユ・ギルチェ（アン・ウンジン）は、初恋相手との関係にモヤモヤした気持ちを抱えたままブランコに乗っていると、バランスを崩して宙に投げ出される。そんな彼女を抱きとめたのは、村を訪れていた謎の男イ・ジャンヒョン（ナムグン・ミン）だった。ギルチェに興味を持ったジャンヒョンは、彼女に構うように。そんな中、後金（清）の軍隊が朝鮮に攻め込んできたという知らせが届き……。

非婚主義のジャンヒョンは？

2人の男性を従え、村に突然現れたジャンヒョン。全てが謎に包まれているものの、非婚主義であることを村のほとんどの人が知っているというのが面白い。ギルチェは、そんな彼のことが気になりつつも、「不能だから非婚主義なのね」などと勝手なことを言いふらしている。そんなギルチェを怒りもせず、むしろ愛に溢れる眼差しを向けるジャンヒョンに目が離せなくなる。

高飛車女になりつつあるギルチェに対し……

その美貌から、村の男たちの熱い視線を受けていることを自覚しているギルチェ。ちょっと声をかければ、男はみな鼻の下をのばして彼女の言うことを聞いてしまうために、とんでもない高飛車女性になりつつある。そんな状況を察しながらも「あなたの唇を奪いたい」と本気かからかっているのか分からない表情で言うジャンヒョン。即答で断りながらも、なぜかジャンヒョンの存在が気になってしまうギルチェであった。

演技の神＆旬の新進女優が共演

知性と武術を兼ね備える謎の男を演じたナムグン・ミンは、1978年生まれの俳優。01年に映画でデビュー後、『黒い太陽～コードネーム：アムネシア』（21年）など主演作が軒並みヒットしている。

一方、困難に立ち向かっていく逞しい女性を演じたアン・ウンジンは、1991年生まれの女優。12年から映画やミュージカルでキャリアを積み、『王になった男』（19年）など話題作に相次いで出演した。

ギルチェがピンチに陥る度にジャンヒョンが現れ……!?

丙子の乱という歴史的な背景とフィクションが絡み合い、美しい映像と心を打つセリフが魅力の本作。後金侵攻の知らせからほどなくして平和だった村が一瞬にして地獄と化す様には、戦争の恐ろしさを痛感させられた。

幾度となくピンチに陥るギルチェだったが、その度にジャンヒョンが現れ、助けてくれるのがとても頼もしい。それでも、素直になれないギルチェは、いつもジャンヒョンに憎まれ口を叩いてしまうのだが……。何度も出会いと別れを繰り返し、肝心な時にすれ違ってしまう二人だからこそ、最後に結ばれることを願ってやまない極上ラブストーリーだった。（文：渡邉啓子／ライター）

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