不器用な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる
長尾謙杜と山田杏奈をW主演に迎え、斜線堂有紀による小説を映画化したラブストーリー『恋に至る病』より、不器用で一途な恋が動き出す場面写真を紹介する。
・長尾謙杜「恋というものがどれだけ人を動かす力になるか、感じてもらえるのではないかな」『恋に至る病』で山田杏奈とW主演
原作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による同名小説。2020年3月末に発売されるや否や、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し、30回を超える重版を繰り返している話題作だ。
内気な男子高校生・宮嶺と学校中の人気者・景。不器用で一途な初恋、やがて交わした約束。「どんな私でも守ってくれる?」。しかし、同級生の不審死がふたりの周りで続発し、宮嶺は恐ろしい疑惑を抱く。「もしかして君は、人を殺したの?」。それでも、抑えることが出来ない彼女への気持ち。衝撃のラスト、その先で明かされる“彼女の宮嶺への想い”とは?
内気な男子高校生・宮嶺望を演じるのは、長尾謙杜。昨年、初のアジアツアーを大成功させた人気グループ「なにわ男子」の最年少メンバーであり、俳優としても活躍がめざましい。2024年は『室町無頼』への出演に加え、『おいしくて泣くとき』では劇場用映画で初主演を果たすなど、話題作の公開が続く、いま最も注目を集める若手俳優のひとりだ。
そんな宮嶺が出会い、初恋に落ち、人生を大きく変えることになる少女・寄河景を演じるのは、山田杏奈。第48回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞と新人俳優賞のW受賞を果たし、確かな演技力に定評のある彼女が、複雑な2面性をもつヒロインを演じる本作は、まさに映画ファンが山田杏奈に期待する“待望の役どころ”と言えるだろう。
監督を務めるのは、興行収入13億円の大ヒット作『月の満ち欠け』(22年)で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一。内気な男子高校生・宮嶺とクラスの人気者・景のふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる、ピュアで刺激的なラブストーリーとして映画化する。
今回紹介するのは、人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた内気な性格の男子高校生・宮嶺望(長尾)と、誰からも好かれ、いつも多くのクラスメイトに囲まれている学校の人気者・寄河景(山田)を映し出した場面写真。どこか空虚な表情でこちらを見つめている不安そうな宮嶺と、無邪気で明るい笑顔の景は、まさに正反対。そんなふたりがどのように距離を縮めていくのか気になるところ。
ふたりが向かい合い、景が指先で宮嶺の唇に触れ、まるでふたりだけの秘密を共有するかのようなカットからは、ピュアで危うい恋が放つ繊細さが感じられる。親密さを感じさせながらも、少し戸惑ったような宮嶺の表情と、宮嶺にしか見せない景の真剣な眼差しは、恋が加速する瞬間であると同時に、何かが歪み始める予兆も感じさせる。本作が持つ独特な緊張感とピュアすぎる恋の両方が凝縮されている印象的なカットとなっている。
『恋に至る病』は2025年10月24日より全国公開。
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