“産む機械”として支配された女たち──奪われた自由と尊厳を取り戻すための反撃が始まる

#Hulu #エリザベス・モス #ドラマ #ハンドメイズ・テイル #マーガレット・アトウッド #マデリーン・ブルーワー #侍女の物語 #海外ドラマ 2025.06.19

2017年度エミー賞では作品賞を含む主要5部門を独占

エミー賞の作品賞に輝いた傑作ドラマ『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』ファイナルシーズンが、2025年8月8日よりHuluにて見放題独占配信されることが決定した。本作よりビビッドな赤色に目を奪われるメインビジュアルと、ついに革命へと動き出す壮大なティザー映像を紹介する。

・「子を産む道具」としか扱われない女性たち人権を奪われた彼女らを待ち受ける運命とは？

本作は、文学界の巨匠マーガレット・アトウッドによるディストピア小説を原作に、MGM Televisionと米国Huluがテレビドラマ化。女性が虐げられる理不尽な世界とともに、女性の強さを鮮烈に描き出し、社会現象となった「#MeToo」や「#TimesUp」運動、さらに「人工妊娠中絶の制限・禁止」に対する法制度への反対運動など、近年のアメリカにおける政策転換や社会的風潮とリンクするとして高い評価を得た。

2017年度エミー賞では作品賞を含む主要5部門を独占し、同賞史上初めて、動画配信サービスによるオリジナルドラマが作品賞を受賞するという快挙を達成。シリーズ累計でエミー賞は作品賞を含む15部門受賞、76部門ノミネート、ゴールデングローブ賞では主要2部門受賞、6部門ノミネートするなど、様々な賞レースを席巻した。

今回、本作のファイナルとなるシーズン6が、8月8日からHuluにて見放題独占配信されることが決定。さらに、ジューン（エリザベス・モス）の侍女姿と背景のビビッドな赤色に目を奪われるメインビジュアルに加え、静かなる抵抗から反撃を経て、ついに革命の狼煙を上げる壮大なファイナルシーズンの幕開けを彷彿させるティザー映像も解禁された。

映像は、ジューンの独白から始まる。侍女たちが着ている赤色の服は、上流階級の夫妻に仕えさせられる彼女たちの身分を示すものではなく、侍女の服＝赤色は、血の色でもあり、怒りを表す色でもあり、そして侍女たちの戦闘服であると語るジェーン。そして、「私たちは軍隊になった」というジューンの台詞をきっかけに流れる壮大な音楽と立ち上がる侍女たち。ついに革命へと大きく動き出す彼女たちの戦いの物語（テイル）の堂々たるフィナーレの幕開けを予感させる、エモーショナルな映像になっている。

『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』ファイナルシーズンは、Huluにて2025年8月8日より見放題独占配信。

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