ジョディ・フォスターが8年ぶり来日、日比谷シャンテ前に手形残す

ジョディ・フォスター
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2度に渡ってアカデミー賞主演女優賞に輝いたジョディ・フォスターが、監督最新作『マネーモンスター』のプロモーションのため来日。6月2日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に登壇した。

ジョディ・フォスター来日舞台挨拶、その他の写真

フォスターの来日は、2008年8月に映画『幸せの1ページ』のプロモーションで来日して以来、約8年ぶりのこと。「久々の東京、改めて発見はあった?」という司会からの質問に「8年ぶりの来日となるので、東京もちょっと以前とは違うかなと思っているのですが、いいところは変わっていないことを願っています」と回答。

本作は、財テク番組『マネーモンスター』のパーソナリティで同番組の看板スター、リー・ゲイツが、生放送中に現れた男に拳銃で脅され、番組をジャックされてしまうというストーリー。ジョージ・クルーニーが番組パーソナリティのリー・ゲイツ、ジュリア・ロバーツが番組ディレクターのパティを演じている。

マスコミからの取材で面白かったことを聞かれたフォスターは「プロモーションで日本のテレビ局をたくさん訪れたのですが、面白いなと思ったのが『マネーモンスター』に登場する収録スタジオと非常に似ていること。でも、たった1つ違いがあって、それは『マネーモンスター』のセットの方が日本のスタジオよりも清潔でないことです」と明かし笑いを誘った。

また、クルーニーとロバーツと一緒に仕事をしたことに関しては「2人とも、本当に役者として素晴らしいのですが、友人でもありますので、特別な絆で結ばれています。映画をご覧になっていただければ、きっと、その絆を感じられると思います」と述べていた。

そんなフォスターは、5月4日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれ、殿堂入りをはたしている。その感想を尋ねると「実は女優ではなく、監督として星をいただきたかったのでタイミングを待っていたんです。結果的にかなり長く待つことになりました。訪れる度に子どもたちから『ママの星はどこ?』って聞かれて、その度に『ないの』って答えていたのですが、待った甲斐があって、監督として名前を刻むことができました」と話した。

すると司会が「日本にもウォーク・オブ・フェームみたいなところがあるのですが」と大勢の日本人スターの手形が残されている、日比谷シャンテの合歓(ねむ)の広場について説明。その上でフォスターに、新たに設置するための手形取りをオファー。これを快諾したフォスターは運ばれてきた粘土にギュッと両手を押しつけると、「とても嬉しいですし、エキサイティングですね」とその感想を述べていた。

『マネーモンスター』は6月10日より全国公開。フォスターの手形は7月に合歓の広場に設置予定となっている。

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