佐々木蔵之介と深田恭子が痛快時代劇で共演、お人好し殿様と乙女の心持つ口汚い女郎役!

『超高速!参勤交代』で共演する深田恭子(左)と佐々木蔵之介(右)
『超高速!参勤交代』で共演する深田恭子(左)と佐々木蔵之介(右)

城戸賞で最高得点での入選を果たした土橋章宏の痛快時代劇『超高速!参勤交代』が、佐々木蔵之介と深田恭子の共演で映画化されることが明らかになった。

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城戸賞は、『のぼうの城』などすぐれた脚本を輩出する脚本賞。同作は、幕府から無理難題を押しつけられた弱小藩の奇想天外な作戦を描いた作品で、通常は8日かかる参勤交代を4日間で果たすよう、突然命じられた湯長谷(ゆながや)藩のお人好しの殿様を佐々木が、乙女の心を持つ口汚い飯盛り女を深田が演じる。

今回の出演について、「殿様役は初めて」という佐々木は、「クランクインしてみんなに『殿! 殿!』と呼ばれるようになって、今はすっかり殿様気分です」と撮影を満喫している様子。「お金がない、時間もない、人もいない、そんな状況のなかでの東北の貧しい小藩の武士たちの参勤交代。登場人物みんなが一生懸命で美しく、だからこその可笑しさと可愛らしさを持っています。あったかくて、元気が出る、今までに見たことがない愛ある時代劇です」と作品をアピールした。

一方、深田は「撮影をしてみて、参勤交代ってこんなに大変だったんだなと思い、少し身近に感じることができました」とコメント。「今回、女郎役の私は佐々木蔵之介さん演じるお殿様に守られる役どころですが、その殺陣の迫力がすごくて、本当に守られているような気持になりました」と、こちらはお姫様気分を満喫した模様だ。

カネも時間も人も足りない弱小藩が、謎めいた案内人の手を借り、奇策を駆使し、数々の障害に立ち向かう姿に笑って泣ける日本版“ミッション・インポッシブル”と言うべき『超高速!参勤交代』。9月2日にクランクインし、松竹撮影所京都スタジオや山形県で撮影が行われ、10月23日にクランクアップ。2014年に公開される予定だ。

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