「1話毎にエロシーン」がお約束! タッチはキュートでも中身は過激なTLが続々映像化

#25歳の女子高生#元ネタ比較

放映中の『25歳の女子高生』公式サイトより
放映中の『25歳の女子高生』公式サイトより

原作と映像化された作品を、重箱の隅をつつくように細か〜く比較する【元ネタ比較】。今回はTL原作の『25歳の女子高生』を紹介します。

【元ネタ比較】『25歳の女子高生』前編
エロ重視の女性向けコミックをアニメ化

漫画のアニメ化や実写化は後を絶たないが、今やTLがアニメ化される時代。それも地上波でTVアニメシリーズ化されているから驚きだ。

「この世には恋愛と性欲しかないのか!?」と突っ込みたくなるドロドロ恋愛ドラマ

 TLとはティーンズラブという女性向けの漫画のジャンル名で、ティーンズとは名ばかりでずいぶんアダルトな内容だ。ただ、ひと昔前のレディースコミックは主婦層がメインターゲットだったが、こちらは若い層向けのよう。学生やOLが主人公で、絵柄も少女漫画風でかわいいものが多い。とはいえ内容はエロ重視で、ティーンズラブは連載ものでもたいてい1話毎にエロシーンが入っている。

そんなティーンズラブがアニメシリーズ化されて、今クールでは『25歳の女子高生』という約5分のショートアニメが、TOKYO MXの深夜の“僧侶枠”と言われる時間枠で放送中だ。

“僧侶枠”とは、この時間枠で2017年4月に『僧侶と交わる色情の夜に…』という過激なタイトルのティーンズラブのアニメシリーズ化が放送されたためについた俗称。その後も『スカートの中はケダモノでした。』『お見合い相手は教え子、強気な、問題児。』とティーンズラブのアニメシリーズ化が続き、この時間枠は“僧侶枠”と呼ばれているのだ。

『僧侶と〜』が放送されたときはティーンズラブがアニメシリーズ化されて地上波で放送というだけでも衝撃だったのに、そのタイトルと内容のインパクトが強くて話題となった。今放送されている『25歳の女子高生』は、マカナ原作のティーンズラブ・コミック「25歳の女子高生〜子供には教えられないことシてやるよ」のアニメシリーズ化だ。タイトル通り、主人公は25歳の求職中のヒロイン・花。彼女が、出席日数がヤバい従妹の替え玉として高校に通うことになるのだ(後編へ…)。

後編「清々しいほどに品がない、それがTL! 激しすぎてお茶の間で見るのははばかられる」