岡田准一、実在の音楽家を演じる覚悟 『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』で挑んだ生演奏の舞台裏も披露

#SUKIYAKI 上を向いて歩こう#岡田准一#松坂桃李#清野菜名#瀬々敬久#第39回東京国際映画祭

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
(C)2026 映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』

遺族から託された言葉を胸に、中村八大役に挑んだ思いを語る

第39回東京国際映画祭のオープニング作品『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の日本最速上映&舞台挨拶に、岡田准一、松坂桃李、清野菜名、瀬々敬久監督が登壇。作品に込めた思いや、実在の人物を演じるうえでの難しさについて語った。

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『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』

岡田、松坂、清野、瀬々監督は、大粒の雨が降り注ぐ中、各界から豪華ゲストが集結したレッドカーペットに登場。その後、ヒューリックホールで開催されたオープニングセレモニーにも参加した。

岡田は「東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。この映画は音楽を体験する良さが詰まった作品に仕上がったと思っています」と喜びを語り、松坂も「去年の4月から撮影があり、1年ちょっとかけて今ようやく皆さんの目の前にお届けできることを光栄に思っています。今作は参加型といいますか、会場にいるようなライブ感を味わえる作品になっているのでぜひ楽しんでいってください」作品の魅力をアピール。

さらに清野は「撮影で(岡田や松坂や)皆さんのステージを客席から見させていただいて、役を超えたみなさんの魂のぶつかり合いを目の当たりにして胸にくるものがありました」と撮影を振り返り、それぞれが作品に込めた思いを語った。

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』

さらにその後、丸の内ピカデリースクリーン2で実施された舞台挨拶に登壇。本作は10月24日に第46回ハワイ国際映画祭で上映されているが、この日、日本でアジア初上映を迎えた。その心境を聞かれた岡田は、「こんなにも映画を体験することにふさわしい映画に出会いました。(観客の皆さんに)音楽を感じていただいて、映画館を出る時にどんな気持ちになるのか教えてもらいたい」と喜びを語り、舞台挨拶がスタートした。

アジア初上映を迎えた心境について、松坂は「ここまで体験・体感できる作品を僕は見たことがない。この作品は本当に映画館で見るべき作品だと思いました。これから見ていただいたらこの言葉の意味が解ると思います」と作品への自信をのぞかせた。

一方、清野は「みんなで会場に入ってくるときにお客様が温かな拍手で迎えてくださってこの映画を楽しみにしてくださっているのを感じました。演奏シーンは特にグッとくる場面ばかり。現場で何度も涙しました」と撮影時の感動を振り返った。

瀬々監督は「今日は日本で初めての上映。試験を受ける学生のようにすごく緊張しています。ぜひいい点をつけてください」とユーモアを交えて語り、会場の反応に期待を寄せた。

また、レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた清野は、「緊張と楽しみで昨日は眠れなかった。雨の中でも皆さんが大きな声で声をかけてくださって緊張を忘れられました」とコメントした。

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』

本作で岡田、松坂、清野は実在の人物を演じている。岡田は「音楽映画ということでピアノを弾く役でした。僕は撮影するときに画の制限をつけたくないのでひたすら練習をしました。仲野太賀君が生で歌っているので、ピアノも生な方がいい。AIには出せない雑味みたいなものを出したくて、呼吸を閉じ込めたいと思って大事にしていました。撮影現場が一つになれる感覚を味わえる現場だった」と撮影を振り返った。

それを受けて松坂が「練習している感じを表に出さないから岡田さんはすごい。周りもみんな岡田さんならできるだろうと淡々と進んでいくのにびっくりした」と語ると、岡田は「監督は松坂君演じる永六輔さんの角刈りのことしか気にしてなかった(笑)。松坂君と仲野君しかほめてくれなかった」と暴露。「岡田さんのピアノは素晴らしいですよ、今だから言うんですけど」と瀬々監督が返し、場内が笑いに包まれるなど、瀬々組の息の合ったやり取りが繰り広げられた。

役作りについて、松坂は「役を演じるにあたって、永六輔さんのことを知っている方のエピソードを聞くと皆さん印象が違うけど、共通しているのは言葉を大事にして愛した人なんだなって思いました。それを念頭において演じました」とコメント。

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』

清野も「音楽に向かって生き生きしている八大さんのことが大好きな女性。何があっても好きな音楽を続けてほしいと一歩離れたところから支えたいと思って撮影していました」と、役を演じるうえで大切にしたことを明かした。

さらに、遺族が撮影現場を見学に訪れたことについて、岡田は「ご遺族の方とお墓参りに伺わせていただいた時に「中村八大をお渡しします」と言っていただいて覚悟が決まった。モノマネにならないようにしたいと改めて思った」と回想。

松坂も「永さんが実際に着用されていたお洋服を劇中でも着させていただいた。遺族の方が『あ、お父さんだ』ってお話しされて。さらに試写を見た後に間接的にも、『父がいるようでした』と言ってくださったのが凄く嬉しかった」と、撮影の裏話を披露した。

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は2026年12月25日より公開。

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