【アジアンビューティー】このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがファッションアイコンやインフルエンサーとして魅力的なアジアンビューティーをピックアップ。インスタグラムから彼女たちの気になるファッションフォトやビューティーフォトをセレクトしてご紹介します。
今回は、ポップで個性的なデザインで注目を集めているインドネシアのファッションデザイナー、ダイアナ・リカサリをフィーチャー。
・モデルさながらの美しさ! ジャカルタで活躍するフォトグラファー、ニコリン・パトリシア・マリーナ
すべてが足し算のプレイフルなスタイルがデフォルト!
ダイアナのコーデにワンポイントや差し色という概念は存在しないのかも? すべてがフルスロットルで、見ているだけで元気になるカラフルな色の洪水が目に飛び込んでくるような着こなしがスタンダード。シャツは自身のブランド「DIANA RIKASRI」、コロンとしたフォルムとサイズ感でインパクトを放つ指輪は、NY発のアクセサリーブランド「doll chunk」のもの。doll chunkは、ゴロっとしてボリュームのある“chunk”なものを賛美するクリステン・ベイトマンが手掛けるブランドで、作品は全てハンドメイド。ふくよかなフォルムもさることながら、ビッグサイズでインパクト大のデザインが特徴です。
バービードールへのオマージュ! アクセをリユースしたユニークデザイン
ついついド派手なワンピースのプリントやピンクフレームのサングラスに目が行きがちですが、このショットではハットとチョーカーにご注目! (トップ画像参照)
ふんだんに使われているプラスチック製の靴や鞄などの小さいモチーフは全てバービー用のアイテムで、新品ではなくヴィンテージやUSEDのものを再利用して作られたユニークなクリエイション。ハットの素材にもヴィンテージのタオル地を使用した、「RE/LAX REMADE」と「DIANA RIKASRI」とのコラボレーションアイテムです。下手したらゴミ箱行きになっていたかもしれないアイテムたちに新たな生命を吹き込んだ、バービー愛とサステナブル精神が詰まったコレクション。
高原ハイキングでもダイアナ流ファッションスタイルは健在!
ご主人と週末ハイキングに出かけた際のファッションフォト。アウトドアシーンでも、ド派手でポップな独自のファッションスタイルスタイルを貫く姿勢はさすが!彼女のインスタに投稿されるファッションフォトは自身のブランドのアイテムでコーディネートしたものがほとんどですが、ここではロンドン発のポップなストリートウェアブランド「LAZY OAF」のサングラスや、もはやストリートウェアブランドの重鎮的存在「SUPREME」のキャップを着用。シャツのプリントは、スコットランドのエジンバラを拠点に活動するイラストレーターAngela Kirkwoodの作品。ダイアナには、ポップなアイテムを感知する鋭いアンテナが備わっているようです。
常に元気いっぱいのカラフルコーデに身を包み少女のようなルックスのダイアナですが、実は1984年12月23日生まれの38歳! 慈善活動にも積極的に参加して教育や子どもたちの権利の支援に力を入れるなど、ファッション以外にも情熱を注いでいます。(文:羽野ハノン/ライター)
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