女性はアラン・ドロンの家に移り住んでから「徐々に攻撃的に」
アラン・ドロンの3人の子どもたち、アントニー、アヌーシュカ、アラン・ファビアンは、彼のパートナーである女性に対してモラル・ハラスメントで訴訟を提起すると、彼らの弁護士が5日(現地時間)発表した。
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フランスの週刊誌「Paris Match」などによると、アラン・ドロンの子どもたちは女性に対して、モラル・ハラスメントや文書の不正使用に関連する訴訟を起こしたという。
現在87歳のドロンは2019年に脳卒中を発症し、療養生活を送っているが、2021年にフランスで放送されたTVインタビューで、日本人の女性がパートナーとして一緒に暮らしていると話していた。
子どもたちの弁護士の声明によると、ドロンは2019年に心臓の血管にも疾患が生じたらしく、パートナーの女性はそれ以来、「彼(ドロン)の家に移り住み、彼と彼の子どもたちに対して徐々に攻撃的になり、軽蔑し、侮辱的な態度を取るようになった」という。
弁護士はこの女性が「策略や脅迫を駆使して、アラン・ドロンを彼の親しい友人や家族から孤立させ続けている。彼女は彼の電話やプライベートメッセージを監視し、彼のふりをしてそれらに返信し、彼宛ての郵便物を横取りしようとする。彼女は彼の子どもたちが今まで通りに定期的に彼を訪ねるのを妨害する。彼女は権威主義的で脅迫的であり、ドロン氏の飼い犬に対して許しがたい虐待行為をすることさえあった」としている。
この訴訟はドロンが暮らすフランス中部のロワレ県ドゥシーに近いモンタルジの検察庁に提出された。
また、長男で故ナタリー・ドロンの息子のアントニー・ドロンは父のパートナーの女性に対して「意図的な暴力と弱者の監禁と虐待、モラル・ハラスメント」を理由に第二の訴訟を起こした。
アントニーはAFP通信に声明を送り、「2022年1月31日、私は私たちの家族の中で起こっている、具体的には私の父アラン・ドロンと彼のパートナーの女性との関係に関連する出来事を通知し、記録し始めることを決意しました」と述べている。
アントニーによれば、父が転倒して額に負傷して病院に搬送された際に3人の子どもたちに何の知らせもなかったことがあり、その件で女性と口論になったのが2021年11月のことだという。この2年間の状況は「非常に深刻なものになり、その結果、父親自身が2023年6月27日に書面で女性に対してドゥシーの自宅を去るように求めました」とアントニーは綴っている。
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