宿の女主人とイケメン下宿生３人の青春ロマンス！『コッソンビ（イケメンの士）熱愛史』

#カン・フン #コッソンビ（イケメンの士）熱愛史 #シン・イェウン #チョン・ゴンジュ #リョウン #韓国ドラマ #韓流 2023.07.07

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(C)2023 APOLLO PICTURES & PAN ENTERTAINMENT All Right Reserved

ヒロイン役シン・イェウンとの笑顔がかわいい！ミステリー要素もたっぷり！

科挙を受ける士人たちの宿、二花院。両班の娘であるユン・ダノ（シン・イェウン）が営むこの宿に、不愛想なカン・サン（リョウン）、遊び人のキム・シヨル（カン・フン）、以前より滞在している賢く優しいチョン・ユハ（チョン・ゴンジュ）のイケメン３人がやってくる。久しぶりの客に喜ぶダノだったが、そんな最中、父親が生前、チャン判官に借りていた馬蹄金100両を返せなければ二花院を引き渡せと告げられる。困ったダノは、借金を返す代わりに長年行方不明だった廃世孫イ・ソルを見つけると約束。ダノの危険な人探しにイケメン士人３人も協力することになるが……。

ユン・ダノ（演：シン・イェウン）
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王が抹殺しようと捜し続けるも13年前に突如消えた王位継承者イ・ソル。さらに、イ・ソルに危険が迫ると、必ず現れる「番人」と呼ばれる全身黒ずくめの護衛がいる。イ・ソルや番人はどこにいってしまったのか？途中から誰がイ・ソルなのかを知ってしまったダノが、常に危険に晒される動向をハラハラドキドキしながら見守ってしまう。

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ダノ×３人のイケメン士人との恋愛模様にトキメキ爆発！

超絶イケメンで武術に長けているが、ぶっきらぼうで素直になれないツンデレ、カン・サン。妓楼に出入りする遊び人だがどこか憎めない可愛い系男子、キム・シヨル。頭脳明晰で品があり、ダノの本当の兄のような温かさに溢れるチョン・ユハ。中盤ぐらいから、誰がダノに思いを寄せているか、少しずつ明らかになってくる。ダノの心をつかむのは誰なのか？最後まで目が離せない。

カン・サン（演：リョウン）
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新世代超絶イケメンにも注目！

明るく元気なヒロイン、ユン・ダノを演じたシン・イェウンは、1998年生まれの女優。2018年のウェブドラマ『A-TEEN』でデビューした。Netflixシリーズ『ザ・グローリー～輝かしき復讐～』にも出演している。常にクールなイケメン男子、カン・サンを演じた俳優リョウンも1998年生まれ。2017年のSBSドラマ『愛の温度』でデビュー、ドラマ『悪の心を読む者たち』などに出演しており、次世代ライジングスターとして今大注目の俳優だ。

ミステリーと恋模様にドキドキが止まらない!?

ミステリーに関しては二転三転するも、後半からはイ・ソル、そして「番人」は誰なのか明確にわかる本作。と同時に、普段はのほほんとして見える二花院に寝泊まりするイケメン３人が、かなりの重要人物であることも分かってくる。

キム・シヨル（演：カン・フン）
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科挙といっても、机上の勉強だけでなく、武術などの実技の試験が重要であるところも興味深い。二花院は、今でいう考試院（受験生向けの最低限の設備が整った韓国の宿泊施設）のようなものだが、ダノが心をこめて作った美味しい朝食をみんなで食べるシーンは、家庭での団らんさながらに楽しい雰囲気に溢れている。

全体的にはラブコメ時代劇といった雰囲気ではあるが、気に入らないことがあると簡単に人を殺してしまう王や、その命令に従う側近たちの存在が結構怖い。そんな危険に晒されながらも恋愛を楽しんでいた若者が実際にいたかどうかは分からないものの、昔へ想いを馳せつつ、胸キュンが止まらなくなる時代劇ラブコメであった。（文・渡邉啓子／ライター）

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