日本一制服が似合う織田ひまりの初主演作は、怪しげな鍼灸師に支配されていく幸せ一家の崩壊劇

#BREAK TIME GIRLS#オカモト國ヒコ#泥の子と狭い家の物語#織田ひまり

織田ひまり
織田ひまり
織田ひまり
『泥の子と狭い家の物語』

ガールズポップユニット「BREAK TIME GIRLS」の織田ひまりが映画初出演

ガールズポップユニット「BREAK TIME GIRLS」での活動に加え、舞台やTVでの活躍が目覚ましい注目の新人・織田ひまり待望の映画初出演&初主演作『泥の子と狭い家の物語』が完成。今冬に全国順次公開されることが決定した。これに先駆けて本作のティザービジュアルを紹介する。

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現代の大阪。不動産屋曰く「ちょっと狭めですけど、みんなが幸せになれる家」に暮らす内田一家は、様々な問題を抱えながらも、開放的で幸せな家族だった。加賀美と名乗る女が、祖母・松子の介護にやって来るまでは。

加賀美が来るようになって、どうも母・康子の様子がおかしい。主人公の小豆は訴えるも、ことなかれ主義の父・幸男は、まともに取り合わない。やがて家族に良い変化が起き始める。鍼灸師だという加賀美は、幸男の腰痛を一瞬にして治して再就職を叶えさせた。康子も明るさを取り戻し、少しギスギスしていた夫婦仲も良くなったように見えた。

ところが、加賀美が内田家に居着くと、その行動が徐々にエスカレート。家事、食事、小豆の進路や交流関係、果ては下着の色にまで口を出すようになり、家族から自由を奪おうとする。

原作は、関西演劇界の異端児・オカモト國ヒコが書き下ろし、舞台からラジオドラマへと進化を遂げた「泥の子と狭い家の物語」。主人公の小豆を演じた織田は映画初出演、しかも初主演という大役にもひるむことなく、時に激しく、時に思春期特有の憂いを含んだ表情でこの難役を演じた。

『泥の子と狭い家の物語』

本作のティザービジュアルは、織田演じる内田小豆が憂いに満ちた表情で頬杖をついている姿を右下に配置している。その上には「洗脳」「魔女」「葛藤」「死」「偏見」「差別」といった文字が散りばめられており、見る者の不安を煽るようなデザインに仕上がっている。

『泥の子と狭い家の物語』は今冬に全国順次公開される。

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