異色の青春剃毛映画『スイートプールサイド』がイタリアの映画祭クロージング作品に

『スイートプールサイド』の松居大悟監督
『スイートプールサイド』の松居大悟監督
『スイートプールサイド』の松居大悟監督
『スイートプールサイド』ポスター画像
(C)2014松竹株式会社

5月にイタリアで開催される映画祭「WA! Japan Film Festival」で、青春剃毛映画『スイートプールサイド』がクロージング上映されることが決定した。

『テルマエ・ロマエII』がイタリアで開催される映画祭のクロージング作品に決定!

今年で4回目を迎える「WA! Japan Film Festival」(旧「フィレンツェ日本映画祭」)は、日本映画のさらなる普及と魅力ある本当の日本文化を伝えるためのイタリアで唯一邦画に特化した映画祭。5月8日〜11日にフィレンツェで、5月13日〜15日にミラノで開催され、映画祭終了後は観客の投票による「観客賞」が発表される。

一方、『スイートプールサイド』は、『惡の華』などで人気のマンガ家・押見修造の初期作品を映画化したもので、年頃なのに毛が生えないことに悩む男子と毛深いことに悩む女子、高校生の2人のヒミツの関係を描いた作品。『アフロ田中』で“頭髪”をテーマにした松居大悟監督が、今度は“むだ毛”のテーマに挑む。

今回のクロージング上映決定について松居監督は「初めて見せるのがヨーロッパの皆様だとは思ってもませんでした!」と意外な朗報に喜び、「日本の少年少女の、どんな世界情勢よりも切実な、彼らにとっての『小さすぎて大きすぎる悩み』を感じてモヤモヤしていただければ幸いです」と抱負を述べた。

『スイートプールサイド』は6月14日より全国公開される。

【関連記事】
[動画]『スイートプールサイド』特報
“ヘアー問題”に真正面から挑んだ異色青春マンガを須賀健太×刈谷友衣子主演で映画化!
ベルリン映画祭で銀熊賞に輝いた黒木華を、昨年の同賞受賞女優が祝福!
世界的注目を集める若手有望監督を1000円から行えるクラウドファンディングで支援!

INTERVIEW