『TRUE, BABY TRUE.』出演キャスト発表&特報映像公開

DREAMS COME TRUE(ドリカム)の歌詩の世界を独自の解釈でドラマへと昇華させたドラマプロジェクト「5SONGS×5STORIES」が初夏に配信、夏に放送される。このたび、『TRUE, BABY TRUE.』の出演キャストが発表され、特報映像も公開された。

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主人公の桜田美月を演じるのは、『カムカムエヴリバディ』ひなた編、『愛しい嘘〜優しい闇〜』など多数の話題作に出演する新川優愛。美月の息子・桜田陽翔役を、『ソロモンの偽証』での怪演以降、『アンナチュラル』 『3年A組〜今から皆さんは、人質です〜』『エール』など話題作に出演した望月歩。美月の夫・桜田直樹役を、『ナイト・ドクター』『顔だけ先生』『婚姻届に判を捺しただけですが』の笠原秀幸。陽翔の大学の友人・矢田部佑真役を、『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』のほか、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』海野幸氏役の加部亜門。同じく陽翔の大学の友人・中野一華役を、『都立水商!〜令和〜』『女子高生の無駄づかい』『ざんねんないきもの辞典』の斎藤さららが演じる。

主演の新川はオファーを受けた当時を次のように振り返った。

「私自身も昔からドリカムさんの曲は沢山聞かせて頂いていました。色んな方に愛されているドリカムさんの曲をドラマ化というのは、すごくワクワクしましたし、嬉しいなと思いました」

また、本作品については次のように語った。

「すごくメッセージ性も強かったです。ただ、自分が役として子どもを産んでいるけれど、その自分がタイムスリップしていたり、世界観が難しいなと思いました。でもその時間軸だからこそ伝えられるお話なのではないかなと思います。ドラマ『TRUE, BABY TRUE.』は、時空を超えてもなお深い絆でつながっている親子の物語で、親子という関係でなくても、今近くにいる大切な人に『ありがとう』と伝えたくなるような温かいお話になっていると思います」

一方、共演した望月もドリカムをよく知って台本を読んだという。

「作品を見終わって曲を聴いた時に、自分が演じたものが浮かんできたら嬉しいなとか、そういう気持ちが最初は強かったですね。台本を読む前に曲から入ったので、こんな感じなのかなって想像していたのですが、台本は真っすぐな作品でした。あ! だからこそ曲から作品を作るっていう意味でぴったりな台本だったのかなと思います。自分の中で『あぁ、そのままだ』って、いい意味でまっすぐだなぁっていうものが伝わってきました」

さらに、次のように本作品をアピールした。

「この作品を楽しみにしてる方は、ドリカムのファンの方が多いと思うんですけれど、その一曲一曲をすごく真っすぐに感じられる様に僕も頑張って作品を作っていますので、そこを楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います」

「5SONGS×5STORIES」の世界観表す特報映像

公開された特報映像では、「何度でも」の楽曲にのせ、『空を読む』『マスカラまつげ』『TRUE, BABY TRUE.』『何度でも』の世界観に浸れるシーンが切り取られている。手を繋ぎ歩く男女の姿や窓辺に佇む女の子、自転車を漕ぐ男の子、空ぎ仰ぎ見る女性、デッサンをしている青年の映像は、5月5日に公開されるドラマ全体の予告編につながる映像となっている。

実はつらいから、素直になって…

本作品は、ドリカムの『TRUE, BABY TRUE.』を元に、日暮謙監督、岡田惠和が脚本監修、渡邉真子脚本で映像化したオリジナルストーリー。

絵を描くのが好きで、泣き虫だが優しい性格の息子の陽翔。母親の美月(新川)は息子が甘えん坊過ぎるのではないかと心配しているが、父親の直樹(笠原秀幸)はそれほど心配していない様子。だが、今日も幼稚園に迎えに行くと聞こえてくる大きな泣き声……。ある夜、美月は明日のお弁当の買い物に出かけるが、空は今にも雨が降りそうで雷が鳴っている。急ごうと自転車のペダルを漕ぐ足に力を入れた瞬間、あたり一面が明るくなると同時に激しい音が響き渡る。そっと目を開くと、なんとそこには18歳になった陽翔(望月)がいた……。

『TRUE, BABY TRUE.』は、初夏にスターチャンネルEXで配信、夏にBS10スターチャンネルで放送される。

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