KAT-TUNの登場に500人のファン、大興奮!/映画『俺俺』イベント

左から内田有紀、加瀬亮、三木聡監督
左から内田有紀、加瀬亮、三木聡監督

家電量販店で働いている主人公の永野均が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたことから“俺”が増殖していくという奇想天外な映画『俺俺』。この作品の日本初お披露目となる特別試写会が5月14日にイイノホールで行われ、上映終了後に亀梨和也、内田有紀、加瀬亮、三木聡監督が舞台挨拶に登壇した。

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1人で33役を演じた亀梨は「三木監督の作品が好きで、お話があったときは速攻食いつきました」と笑顔で挨拶。「監督の作品は、役者さんのアドリブやリズムなどで作り上げているのかなという印象を持っていましたが、実際に現場に入ってみると、そうではなく全て作られたリズムであって、一字一句台本通りに、必然の笑いを作りだす緻密な作業がありました。それを監督やキャストのみなさんと突き詰めていく時間は、とても刺激的でした」とコメント。

監督と共に足を運び、「MY MOVIES AWARD」を受賞したイタリアのウディネ映画祭については「初主演作で初めて海外へ行って、さらにお客さんと一緒に見るという初体験尽くしでした。席が埋まっていなかったらどうしようとか、お客さんが途中で帰ってしまったらどうしようとか、最初は超ビビってました(笑)。どんな反応になるのか想像もつかなかったのですが、1200キャパの劇場が満席で、たくさん笑ってくれる姿が見られて、すごく贅沢な時間でした」と振り返った。

謎の女“サヤカ”を演じた内田は「まず最初に監督から『内田さんに演じてもらうのは、謎の女性です、すいません』と謝られたので(笑)、それが答えかなと思い、特に難しく考えずに忠実に演じさせていただきました」と役作りについて語ると、「過去に共演した方々とお話していると『三木さんとは一緒にやったほうがいいよ!』と言われることが多いので、オススメの方なんだなという印象を持っていました(笑)」と語った。

亀梨演じる均のイヤミな上司“タジマ”を演じた加瀬は、亀梨との初共演について「僕は体力的に結構沈んでいたのですが、亀梨さんは現場の中心人物でいつも明るくて、その明るさに救われました。ただ、33役を演じるとやっぱり少し変になるのか、急に楽屋にトースターを持ってきて、お餅を焼いてました(笑)。僕が『何してるの?』って聞くと、『お餅を食べたくて』と答えていて、みんな普通に見てましたが、どう考えても普通じゃないだろ!と思ってましたね(笑)」と亀梨の行動を暴露し笑いを誘った。

一方、三木監督は亀梨との初タッグについて「プロデューサーと新しいことをやろうと話していたので、亀梨君のようなチャンネルの違う役者さんと新しいリアリティを構築する作業は、非常に楽しくて幸せな時間でした」と話していた。

その後、「足音がするので、ちょっと見てきます!」と亀梨が舞台から降りると、場内は真っ暗に。すると会場に『俺俺』主題歌の「FACE to Face」が流れ始めKAT-TUNが登場しライブを初披露。これには集まった500人のファンも大歓声を送っていた。

『俺俺』は5月25日より全国公開となる。

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『俺俺』作品紹介

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