マドンナ、チャリティーオークションに出品の絵画が7億円超で落札!

マドンナ
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歌手のマドンナが、チャリティーのためにオークションに出品した絵画が、なんと716万ドル(約7億168万円/1ドル98円計算)もの高額で落札された。

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5月7日(現地時間)にニューヨークで行われたオークションにおいて、マドンナは所有していた名画をアフガニスタンやパキスタンなどでの女子教育を支援する基金のために出品。この絵画は、1921年にフランス画家のフェルナン・レジェによって描かれた「Three Women at the Red Table」という作品で、マドンナが1990年に340万ドル(約3億3320万円)で購入していたものだった。

マドンナは今回の出品に際し、「アートへの情熱と自身の慈善団体である〈Ray of Light Foundation〉による教育とを結び付けている」と話している。落札者についての詳細は明かされていないが、当初の予想であった700万ドルを上回る金額での落札となった。

先月、マドンナは「価値のあるものと引き換えに、かけがえのないものを手にしたい」と話しており、さらに「女性や女の子たちが学校に通ったり、女子校で教えているということでケガを負わされたり、銃で撃たれたり、殺されたりする世界を私は受け入れることはできません。私たちは無関心でいる暇はないんです」との声明を発表している。

マドンナは、マラウイから2人の子どもを養子に迎えており、現在はそこに新たな学校を10校建設する計画を立てているとのことで、今回の売り上げも大きな助けとなるだろう。マドンナのような有名人が問題提起することで、より多くの人がこのような問題に関心を持つことを願いたい。(文:Masami Shimura/London)

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