オスカー前哨戦、ベン・アフレック監督作『アルゴ』がアメリカ製作者組合賞受賞!

ベン・アフレックが作・監督・主演を兼務した『アルゴ』
 (C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
ベン・アフレックが作・監督・主演を兼務した『アルゴ』
(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

2月24日発表の第85回アカデミー賞作品賞の行方を占う賞として注目されていた第24回アメリカ製作者組合(PGA)賞が26日(現地時間)に発表され、ベン・アフレック製作・監督・主演の『アルゴ』が受賞した。

[動画]『アルゴ』ベン・アフレック インタビュー

オスカー最多12部門候補の『リンカーン』、『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『レ・ミゼラブル』、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、『ムーンライズ・キングダム』、『世界でひとつのプレイブック』、『007/スカイフォール』、『ゼロ・ダーク・サーティ』といった強豪を抑えての受賞だ。

PGA賞受賞作がそのままアカデミー賞作品賞の栄誉に輝くことは多く、昨年の『アーティスト』、一昨年の『英国王のスピーチ』、さらに前年の『ハート・ロッカー』も同賞受賞の勢いに乗ってオスカーも制している。今年もこれまでと同じ流れになるだろうか? 

1つ気がかりなのは、ベン・アフレックがアカデミー賞監督賞の候補入りを果たせなかったこと。作品賞、監督賞共にノミネートされていない場合の作品賞受賞は非常にまれなケースなのだ。今年の授賞式は例年以上に目が離せない展開となりそうだ。

アニメーション映画賞は『シュガーラッシュ』、ドキュメンタリー映画賞は『シュガーマン 奇跡に愛された男』が受賞した。

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