『ヘルタースケルター』が北米プレミア! 蜷川実花監督と桃井かおりが現地でトーク

レッドカーペットセレモニーに登場した蜷川実花監督(左)と桃井かおり(右)
レッドカーペットセレモニーに登場した蜷川実花監督(左)と桃井かおり(右)
レッドカーペットセレモニーに登場した蜷川実花監督(左)と桃井かおり(右)
Q&Aに登場した桃井かおり(左)と蜷川実花監督(右)

ロサンゼルスで開催されたLA EigaFest 2012(12月14日〜12月16日)で、『ヘルタースケルター』が北米プレミアとして公式上映され、レッドカーペットセレモニーと舞台挨拶に、蜷川実花監督と桃井かおりが参加した。

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蜷川監督と桃井が姿を現したのは、現地時間14日に開催されたレッドカーペットセレモニーと、15日に行われた公式上映前の舞台挨拶と上映後のQ&A。Q&Aでは650席が完全満席となり、2人は鳴りやまぬスタンディングオベーションで迎えられた。

「どういう経緯でキャスティングしたのか?」という質問に、蜷川監督は「何度考えても主役は沢尻エリカしか考えられなかった」と振り返ると、「次にオファーしたのが桃井かおりさん。どうしてもやってほしかった」と続けた。

これに桃井は「映画のなかで『ママ、ママ』って呼ばれてたでしょ? 私、撮影中、本当にママだと思って演じていたのよ。今日、上映で見て母親じゃないってわかった」とジョークを交えて話し、会場を笑いの渦に。蜷川監督は「桃井さんにはオファーさせていただいた際、『私、あなたを助けるわ』と言ってくださって、その後のいろんなことがスムーズに動くようになった」と感謝の言葉を述べると、桃井は「日本には女性の映画監督がいないの。蜷川実花と私くらいよ。みんないじめないで育ててね」とアピールした。

また、次回作の予定を聞かれた蜷川監督は「映画は私にとってセルフポートレートのようなもの。本当にやりたいものを見つけるのに時間がかかります」と回答。だが「3年後にはハリウッドに戻ってきます!」とも話していた。

『ヘルタースケルター』は香港で11万人を動員する大ヒット! 年明けには韓国、シンガポールでの公開も控えている。また、Yahoo!2012検索ワードランキング映画ランキング1位を獲得するなど2012年を代表する作品。同作のDVD&Blu-rayは12月21日にリリースとなる。

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