満たされない毎日を過ごす若者3人がたどり着く先とは？『君を愛せ』22年1月28日公開

#きみは愛せ #兎丸愛美 #映画 #海上学彦 #細川岳 2021.11.17

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俳優の海上学彦（うなかみ・まなひこ）主演の新作映画『きみは愛せ』が、2022年1月28日に全国公開されることが分かった。あわせて場面写真やティザービジュアルが解禁された。

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主演・海上学彦「慎一を精一杯生きました」

本作は、カナザワ映画祭と金沢市竪町商店街が2019年から発足させた「期待の新人監督スカラシップ」第1回作品に選出され、企画・製作された群像劇。愛することにもがき苦しむ若者たちを描き出す。

リサイクルショップで働く無欲な男・慎一（海上）、スナックで働きながら好きな人を待つ毎日を過ごしている慎一の片思いの相手・凛（兎丸愛美）、そして、雀荘で働く凛の兄で慎一の同居人の朋希（細川岳）。都会から離れた小さな町で、何となく満たされて、どこか物足りない毎日を平和に過ごしてる3人。傷つくことを恐れる彼らの生活は、ある出来事をきっかけに予想もしていなかった結末を迎えることになる…、というストーリーが展開される。

主演の慎一を演じるのは演劇ユニット・グレアムボックスなど活躍する海上。慎一の同居人で凛の兄でもある朋希役に『佐々木、イン、マイマイン』（20年）で一躍注目株俳優となった細川。妹の凛役にはヌードモデル・写真家としても活躍する兎丸。その他、高野春樹や川添野愛、田中爽一郎、花影香音など映画界注目の俳優陣が脇を固める。

監督は、劇場デビュー作『愛うつつ』（21年）が高く評価された新星・葉名恒星。本作では愛を求めてあがく若者たちの絶望と、かすかな希望を赤裸々に描き出した。解禁されたティザービジュアルは、慎一・凛・朋希の三人のイラストがあしらわれている。

主演の海上は「どことなく僕自身と似ている慎一を、精一杯生きました」とコメント。本作のクランクイン直前まで『佐々木、イン、マイマイン』の撮影に臨んでいた細川は「ロケ地である部屋で慎さん役の海上さんと共同生活を送った。朋希の日常が金沢のまちで過ごす僕の日常になってどんどん潜っていった記憶があります」と振り返る。兎丸は「凛も慎一も朋希もこの作品を見て苦しくなってしまったひとも、みんなみんな幸せになってほしいです」とメッセージを送った。

『きみは愛せ』は2022年1月28日より全国公開。