ゲスト具志堅用高も感涙！『天国からのエール』試写会に阿部寛、ミムラらが登場！

2011.09.20

実話をもとに、ミュージシャンを目指す若者と、彼らを後押しし続けた主人公の絆を描いた感動作『天国からのエール』。9月20日、この映画の特別試写会が都内試写室で行われ、キャストの阿部寛、ミムラ、桜庭ななみとスペシャルゲストの具志堅用高が登場。映画の見どころなどを語った。

・阿部寛「最後まであきらめないでほしい」と学生たちにエール！

本作の舞台は沖縄・本部町。自費で音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作り、夢を追う若者たちに無償で練習場所を提供し続けた故・仲宗根陽（なかそねひかる）さんをモデルにした作品で、主演の安部は「撮影中、いつも仲宗根さんがこちらを見ているような感覚を受けながら演じました。町の人々のなかには、今も仲宗根さんが生きていると感じた」とコメント。その妻を演じたミムラは「仲宗根さんの奥さんは、現場でいつも見守ってくれていた。その温かい眼差しに、仲宗根さんの人柄が分かるような気がした」と語った。

仲宗根さんと同じく、若手の育成に携わっている具志堅は「ジムに入ってきた子には、まず挨拶を教える。挨拶は一番大事。怒るときは怒るし、沖縄の指導者はそこが厳しい。でも、真剣に愛情をもって接するのは、スポーツもあじさい音楽村も同じ」と、仲宗根さんへの共感を語っていた。

また映画について具志堅は「いや〜、感動して最後泣いちゃった。（主人公は）一番いい男だね！」と絶賛。ミュージシャンとしてのメジャーデビューを夢見る女子高生を演じた桜庭は「いろんなメッセージが込められている作品。映画を通して、夢を追いかけることは大切だと思ったし、熱い思いがあればきっと叶うと感じた。みんなにもそれが伝わると嬉しい」と話していた。

『天国からのエール』は10月1日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。