黒木華、金子大地との初ドライブに「もう、戻れないかも」…『先生、私の隣に座っていただけませんか?』本編映像

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先生、私の隣に座っていただけませんか?
(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会

夏の海辺ではしゃぐ2人。辺りはすでに夕暮れに…

黒木華柄本佑が夫婦役でW主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』が、9月10日に公開される。このたび、黒木演じる主人公で人気漫画家の佐和子が通い始めた自動車教習所で、金子大地扮する若い自動車教習所の先生・新谷の甘いデートシーンを収めた本編映像が公開された。

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公開された映像は、優しいピアノの音に乗せて、キラキラと水面輝く夏のシーンを映し出す。真っ直ぐな橋の上を、初心者マークを付けた1台の車がゆっくりと進んでいく。

すると次のカットでは、楽し気な笑みを浮かべて運転する佐和子、そしてそれを助手席で優しく見守る新谷、という微笑ましいカットが、アラタアキの漫画で表現される。

続いて映像は実写に戻り、家庭用8ミリフィルムの主観動画のように、波打ち際で無邪気にはしゃぐ佐和子の姿が捉えられたかと思うと、辺りはすでに薄暗くなっている。

夕日をバックに佐和子は新谷と手を繋ぎ、寄り添いながら桟橋を渡ると、佐和子がそっと新谷の肩にもたれかかる……。

どこか儚げで美しいこのカットも、アラタアキの漫画に置き換わるのだが、果たしてこれは現実なのか? それとも佐和子の思い描いた創作なのか?

続いて映し出される予告動画では、「もう、戻れないかも」という意味深な漫画原稿のファックスで締めくくられる。

妻が描くリアルすぎる漫画に、恐怖と嫉妬で怯える夫を描くコメディ

本作品は、オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ作品の映画化。

結婚5年目の夏を迎えた漫画家の佐和子は、新作のテーマに「不倫」を選択。 佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫をしていた俊夫(柄本)は、そこに自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれていることから、「もしかしたらバレたかもしれない」と精神的に追い詰められていく。やがて漫画は、佐和子と自動車教習所の若い先生・新谷の淡い恋へと急展開。この漫画は、創作? 妄想? 復讐!? 恐怖と嫉妬に怯える俊夫の中で、現実と漫画の世界の境界が曖昧になっていく……。

『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は、9月10日に公開される。