どん底から一転! 世界に1着のウエディングドレスが幸せを運ぶ! 『テーラー 人生の仕立て屋』特報

#ウェディングドレス#ギリシャ映画#テーラー 人生の仕立て屋

ギリシャ発! 絶望の淵から挽回していく希望に満ちた物語

ギリシャ最大のテッサロニキ国際映画祭で三冠を獲得し、世界中の映画祭から喝采を浴びた映画『テーラー 人生の仕立て屋』(英題:Tailor)の公開が2021年9月3日に決定、特報が解禁された。

・瀧本美織のメガネかけたウェディングドレス姿にファン悶絶!

本作の監督を務めたのは今回が初の長編作品となる、次世代のカウリスマキとも期待される新鋭の女性監督、ソニア・リザ・ケンターマン。美しいドレスを通して人と人の繋がり、苦難を乗り越える希望に満ちた物語を見事に描いている。主演はジャック・タチを彷彿させると評判のギリシャのベテラン俳優、ディミトリス・イメロス。不器用に生きる主人公を丁寧に、かつユーモアたっぷりに演じきった。 そして映画を彩るのは、アテネの市街地や郊外、エーゲ海沿いなど心躍る風景と、色とりどりのドレスたち。異国情緒溢れるアテネの景色と、華やかなファッションが心を満たしてくれる。

今回解禁された特報では、1961年創業の紳士服の仕立て屋ニコスが、ミシンの踏み台を軽やかに踏むも…店を差し押さえられてしまうという崖っぷちのシーンから始まる。落ち込むニコスだったが、あることを思いつく! それは「移動式テーラー」だった。そんな中、紳士服の経験しかないニコスに女性たちの夢とも言えるウエディングドレス作りの依頼が舞い込んだ。どん底をチャンスに変えようと一歩踏み出すニコスの姿に勇気をもらえる映像となっている。

前向きに生きるヒントに勇気をもらおう

寡黙なニコスはアテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた。だが不況がギリシャを襲うなか、店は銀行に差し押さえられ、ショックで父は倒れてしまう。途方に暮れたニコスは、なんと手作り屋台で、移動式の仕立て屋を始めることを思いつく。だが店を飛び出してはみたものの、道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方。そんなある日、思いがけないオファーを受ける。「ウェディングドレスは作れる?」これまで紳士服一筋だったニコスだったが、思い切って人生初めてのウェディングドレス作りに挑むことに! 隣人の母子に手伝ってもらい、ニコスは女性服の仕立てを学び始める。そして青空の下、オーダーメイドのドレス作りを始めるが―。

逆境に負けず人生を楽しむ! 希望溢れるギリシャ発のフィールグッドムービーに期待したい。

『テーラー 人生の仕立て屋』は2021年9月3日より公開。

INTERVIEW