貧困・⼈種・難⺠問題のリアルに迫る! 善人になりたいと望む主人公に忍び寄る“悪魔” とは

#アルフレート・デーブリン#ギャング#サスペンス#ドイツ#ブルハン・クルバニ#ベルリン・アレクサンダープラッツ#貧困#難民

愛・金・裏切りに翻弄される衝撃作から目が離せない

1920年代に出版されたアルフレート・デーブリンの長編小説「ベルリン・アレクサンダー広場」を原作にした映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』を紹介。MIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTの動画配信サービスにてオンライン上映を開始、予告編が解禁された。

・暗闇の孤島で、そりの合わない男、2人きり。おぞましくも美しい狂気ワールドの幕開け!

本作は現代ドイツ⽂学の⾦字塔「ベルリン・アレクサンダー広場」を新進気鋭のブルハン・クルバニ監督が、愛・金・裏切りに翻弄されるギャングたちの物語として映画化し、第70回(2020年)ベルリン国際映画祭に正式出品され話題となった作品。現代社会が抱える貧困・⼈種・難⺠の問題をリアルに描き、スタイリッシュな映像で紡がれるサスペンスフルな展開に息を呑む衝撃作となっている。

予告編では、難⺠として必死にもがきながら善⼈になる事を誓う主⼈公・フランシスの懸命な姿と、彼に忍び寄るダークな魅⼒をもつ“悪魔”のような男・ラインホルトが描かれる。フランシスは友⼈を通してミーツェという女性に出会い引き寄せられるが、ミーツェがフランシスに“愛”を与え求める⼀⽅でラインホルトの魔の⼿が2⼈の背後に迫り、緊迫した映像が続いていく。

クルバニ監督が構想に7年もの歳⽉をかけ、⼤胆な解釈で現代劇として映画化した本作。ドイツ・ベルリンの最貧困層で⽣きながら、そこから抜け出そうともがく不法移⺠の⻘年・フランシスの苦悩と愛の行方を描く衝撃の本作に注目したい。

『ベルリン・アレクサンダープラッツ』は2021年5月20日よりオンライン上映を開始する。

INTERVIEW