唐田えりか、ワケありヒロインを演じる「こんなことでくらいしか、人を喜ばせられないから」

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『死体の人』
『死体の人』
『死体の人』
『死体の人』
『死体の人』
『死体の人』
『死体の人』

不器用な大人たちが、“生きることと死ぬこと”に懸命に向き合う姿を描く

主演に奥野瑛太、ヒロイン役に唐田えりかを迎えたハートフルな人間ドラマ『死体の人』より、予告映像とメインビジュアルを紹介する。

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次代を担う才能の発掘と育成を目的として2016年にスタートした、“まだ存在しない映画の予告編”で審査するユニークな映像コンテスト「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」。草苅勲監督による本作は、その派生プロジェクトとして、日本を代表する映画会社のプロデューサーが過去の入選作を審査した敗者復活戦「MI-CAN3.5 復活祭」から誕生した作品だ。

『死体の人』

演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりの売れない役者・吉田広志(奥野)と、彼と運命の出会いを果たすヒロイン・加奈(唐田)。彼らの不器用な生き方を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして“生きることと死ぬこと”という普遍的なテーマを、草苅監督自身の俳優経験を活かして絶妙なバランスのユーモアとペーソスで描く。

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唐田えりかが演じるのはデリヘル嬢、予告編では恋人との荒んだ日常も…

売れない役者・吉田広志を演じるのは、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22年)『ラーゲリより愛を込めて』(22年)の奥野瑛太。ヒロイン・加奈役には、『寝ても覚めても』(18年)『の方へ、流れる』(22年)の唐田えりか。加奈の恋人役を楽駆が演じるほか、吉田の両親役を、きたろう、烏丸せつこが務め、“生きることと死ぬこと”をコミカルに描く本作に深みを与える。

予告映像では、生きることが下手な吉田と加奈の姿が切り取られている。死体役として全力で演技をしようと意気込むも空回りする吉田と、そんな彼が出会う運命の相手・加奈。吉田が妊娠検査薬の陽性反応に慌てふためくコミカルなシーンがある一方、デリヘル嬢として働く加奈の、恋人との荒んだ日常も。「こんなことでくらいしか、人を喜ばせられないから」と投げやりに呟く加奈の表情はどこか儚げで、恋人とのいびつな関係が伝わってくる。

『死体の人』

主題歌は、THE イナズマ戦隊が本作のために書き下ろした楽曲「僕らはきっとそれだけでいい」。メロディアスなロックミュージックに重ね合わされる“死体の人”の生き様とそして死に様がスクリーンでどう描かれるのか、期待が高まる。

『死体の人』は3月17日より全国順次公開される。

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