船長の男がカフェで出会った女性に一目惚れ…船旅の寂しさを埋めるかのように激しく愛し合う2人に待ち受けていたものは

#イルディコー・エニェディ#ストーリー・オブ・マイ・ワイフ#ハイス・ナバー#ルイ・ガレル#レア・セドゥ

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レア・セドゥ主演、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』が、812日より全国公開される。今回、予告編が公開された。

・“ハンガリーの鬼才”が紡ぐ「男性、女性、人間であることの意味」

レア・セドゥの小悪魔的な魅力が堪能できる大人のラブロマンス

本作は、長編デビュー作『私の20世紀』(90年)で、第42回カンヌ国際映画祭にてカメラ・ドールを受賞、その後『心と体と』(18年)で第67回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーの鬼才・イルディコー・エニェディ監督最新作。

主演は、『アデル、ブルーは熱い色』(14年)でカンヌ国際映画祭史上初めて主演女優としてパルムドールを受賞、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21年)や『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(22年)の好演も記憶に残るレア・セドゥ。共演には『グッバイ・ゴダール!』(18年)のルイ・ガレル。

物語はマルタ共和国のカフェで、船長のヤコブが友人と「最初に入ってきた女性と結婚する」と賭けたことから始まる大人のラブロマンス。1920年代の豪華賢覧な衣装と美しい風景は、レア・セドゥの小悪魔的な魅力を引き出している。愛と嫉妬、騙し合い…。何が本当で何が嘘なのか。愛だけが真実なのか。今夏、21世紀を代表する心揺さぶる恋愛映画が誕生した。

今回公開となった予告編では、長く船長を勤めていたヤコブ(ハイス・ナバー)が、友人と入ったマルタ共和国のカフェで「最初に入ってきた女性と結婚する」と賭けたことから始まる。カフェに入ってきたリジ―(レア・セドゥ)を見初めたヤコブは、一目散にリジーのもとへ駆け寄ると、突如「私の妻に」とプロポーズする。静かに見上げたリジーはタバコを片手に「ヒドい男ね」と小悪魔的な表情で言い放ち、「で、式はいつにする?」とプロポーズを承諾する。

結婚した後も船海するため、度々家を空けるヤコブ。リジーはそんなヤコブに「心配しないで、消えたりしないわ」と、ほほ笑むが、長い航海の後、家に戻ると、寂しさを埋めるかのように激しく求め合う2人。

そんな幸せな生活を送る中、リジ―が見せる嬉しそうな表情に、友人のデダン(ルイ・ガレル)との仲を怪しむようになる。ヤコブは「陸の仕事を探すよ」と決意するが、すでにデダンへの嫉妬でリジーからの愛を疑い始めたヤコブは、リジーへ冷たくあたるようになる。

「人生を変えたいと思ったが、終わりだ」と言うヤコブに、リジーは「変わったのはあなたよ。愛していないと思った?」と切ない表情で詰め寄るが…。2人の愛の行く末が気になる予告編に仕上がっている。

『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』は812日より全国公開。

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