「パパは團十郎 白猿になる」歴史的襲名を杏がナレーション 三池崇史監督の熱烈オファー実現
15年ぶりのタッグで文化を伝える語りに團十郎も「品格」と絶賛
フランスと日本を拠点に活躍する俳優・杏が、市川團十郎×三池崇史監督初ドキュメンタリー映画『襲名』のナレーションを担当することが決定。あわせて、團十郎、三池監督より大絶賛のコメントも到着した。
・市川團十郎&新之助 親子の襲名を追う『襲名』、三池崇史監督とヴェネチア国際映画祭へ
本作は、360年続く歌舞伎界の名門・市川家に受け継がれる最大の節目「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」を真正面から捉え、市川團十郎白猿と息子・市川新之助による親子同時襲名披露公演の舞台裏、そしてコロナ禍による約2年半の延期を乗り越えて実現した歴史的瞬間を記録したドキュメンタリー作品だ。
また、海外では『殺し屋1』(01年)や『十三人の刺客』(10年)などで知られ、世界中に熱狂的なファンを持つ“バイオレンスとフィクションの巨匠”三池崇史監督が初めて手がけたドキュメンタリー作品でもあり、第83回ヴェネチア国際映画祭の【アウト・オブ・コンペティション部門】への正式出品も決定している。

このたび、三池監督たっての希望で、本作のナレーションを、フランスと日本を拠点に活躍する俳優・杏が担当することが決定した。
監督からオファーを受けた杏は、「歌舞伎という世界からも注目されている日本にとってとても大きな文化を題材にした、市川團十郎の襲名を追ったドキュメンタリーのナレーションの大役をいただいてよいのだろうかという気持ちと…三池監督にぜひと言っていただき、恐縮しながらも嬉しい気持ちがありました」とコメントした。
ナレーション収録にあたっては、15年ぶりに仕事をしたという三池監督から、「(市川團十郎親子に)遠い親戚のような親しみを持ちつつ、顔見知りというほどではないような距離を保ったまま、文化的に硬くなりすぎず」という演出を受け、杏は「ああかな、こうかな?」とナレーションの文言について意見を交わしながら収録を進めていったという。
また、「昨今のフランスでの日本ブームの中でこの映画を通していろんな方々が歌舞伎や日本を知りたいと思ってもらえたらいいなと思いました。(フランスで)公開するのも楽しみです」と語った。
あわせて、三池崇史監督、市川團十郎から杏への絶賛のコメントが到着した。

■三池崇史監督
感動の押し売りにはヘドが出る。過度な演出は十三代目團十郎と八代新之助には必要ない。そんな映画を、「優しさ」と「強さ」と「しなやかさ」でそっと包んで欲しかった。ならば杏さんしかないね、と確信を持ってナレーターを依頼した。快くお引き受けいただいた。果たして、傑作が生まれた。感謝です。
■市川團十郎
とても素晴らしかった。淡々とする中で品格の良さがある―と思いました。
『襲名』は2026年9月25日より全国公開。
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