“魔女”教師と少女の奇妙な同居生活──韓国発の感動作『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』が紡ぐ再生の物語
#イ・レ#キム・ヘヨン#チン・ソヨン#大丈夫、大丈夫、大丈夫!#韓国映画
厳格な教師と居場所を失った少女、互いの孤独を埋めるように近づく心の距離
ソウルの芸術団を舞台に、母を亡くした女子高生と完璧主義の教師が織りなす不思議な共同生活を通して心を通わせていく姿を描いた感動作『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』が、2026年4月10日より全国公開される。これに先駆け、年齢も性格も異なる孤独な2人の距離が少しずつ縮まっていく様子を映し出した予告編が解禁された。
・イ・ビョンホンが解雇された中年男の悲哀と狂気を熱演、パク・チャヌク監督最新作『しあわせな選択』
本作は、才能あふれるキャストと新鋭監督が紡ぎ出す、笑顔の奥にある痛みと再生を描いたハートフルストーリー。韓国映画で初めて第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたるクリスタル・ベア賞を受賞した。
母親を失った高校生イニョン(イ・レ)は、家賃を支払えず家を追い出され、所属するソウル国際芸術団の練習室に身を潜めて寝泊まりしていた。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続く中、ある日、“魔女”と呼ばれ、完璧主義で生徒たちに容赦なく厳しい態度をとる芸術監督ソラ(チン・ソヨン)に、その生活が発覚。以来、ソラの家でともに暮らすことになる。
年齢も性格も生活習慣も異なる2人は戸惑いながらも、同じ時間を重ねるうちに少しずつ心を通わせていく。だが、イニョンを敵対視する芸術団のエース・ナリ(チョン・スビン)の不調をきっかけに、チーム内で問題が噴出。団員たち、そしてソラの思いは次第にすれ違っていく。公演開催の危機に直面した芸術団のため、ソラはある覚悟を決めるが…。
どんな時でもポジティブな主人公イニョンを演じるのは、『ソウォン/願い』(13年)で映画デビューを飾り、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20年)や『犬どろぼう完全計画』(14年)などに出演、現在20歳にして数々の作品で映画ファンを魅了し続けるイ・レだ。
そして、“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な教師ソラ役には、『毒戦 BELIEVER』(17年)での狂気的な演技が話題となったベテラン俳優チン・ソヨン。さらに、イニョンを陰ながら支える町の薬局で働く薬剤師ドンウク役には、ドラマ『私の解放日誌』や映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22年)、『恋愛の抜けたロマンス』(21年)などで多彩な表情を見せるカメレオン俳優ソン・ソックが扮する。
また、イニョンを敵対視する芸術団のエース・ナリ役にチョン・スビン、イニョンの唯一の友人ドユン役にイ・ジョンハが出演。新進気鋭の若手からベテランまで、世代を超えた実力派俳優たちの共演が観客の共感を呼び起こす。
メガホンを取ったのは、ドラマ『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』や『私が死ぬ一週間前』などで知られるキム・ヘヨン監督。本作で長編監督デビューを果たし、2025年青龍映画賞で新人監督賞を受賞した。さらに長編2作目『今夜、世界からこの恋が消えても』(22年)も韓国で公開されるなど、今後の活躍が期待される新鋭だ。
予告編では、どんな時もポジティブで笑顔を絶やさない高校生イニョンと、あらゆることに完璧を求め、人との距離を保ちながら自分を律する芸術監督ソラが、不思議な共同生活を通して心の距離を縮めていく様子が描かれている。
物語の舞台は、常に笑顔で息を合わせ、豪華絢爛なステージを創り上げるソウル国際芸術団。公演中に交通事故で母を失った過去を持つイニョンは、団員から「イニョンは団費を払ってない ママが去年死んだんだって」と陰口を叩かれ、孤立した存在となっている。悔しさと悲しさで涙がこぼれそうになる中、イニョンは強気に相手をわざと転ばせ、「友だち同士、仲良くしよ」と笑顔で言い返す。彼女の芯の強さが垣間見えるシーンだ。
一方、完璧を求めるあまり団員たちに厳しく指導し、“魔女”と呼ばれる芸術監督ソラは、イニョンに対しても「遅れないで」と容赦なく指摘する。母を亡くし独りの世界に取り残されたイニョンと、自分にさえ完璧を課し他者と距離を置くソラ。年齢も性格も異なるが、“孤独”という共通点を抱えた2人の不思議な共同生活が始まる。
生活習慣の違う2人は、食事に対する考え方も対照的だ。栄養ドリンクしか口にしないソラに対し、イニョンは料理を振る舞う。しかし、自分のペースを乱されたソラは「余計なことしないで」ときつく当たってしまう。それでもイニョンは「監督の誕生日だから お祝いしたくて…」と素直な思いを伝える。こうして、イニョンのまっすぐな優しさに触れ、ソラも次第に心を開いていく。
さらに、ソン・ソック演じる町の薬剤師ドンウクは、涙するイニョンを優しく見守り、彼女にとって唯一頼れる大人としての存在感を示す。このほか、イニョンを敵対視するナリとの関係や、唯一の友人であり一日一回の愛の告白を欠かさないドユンとの恋模様など、さまざまな思いを抱えた人物たちが登場する。
タイトルの通り、「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」と見る者の心をそっと癒やす温かな物語だ。映像のラストでは、ソラがイニョンに向けて「イニョンの幸せがみんなの幸せよ」と語りかける印象的な言葉も収められている。2人がどのような軌跡をたどるのか、ぜひ劇場で見届けてほしい。
またビジュアルには、イニョンやソラがそれぞれの人生を見つめるような優しい視線を感じる写真が並ぶ中、劇中で重要な意味を持つアイテムの数々が散りばめられている。暗号のような数字の羅列、美味しそうな“ご飯泥棒”のスパムと目玉焼き、舞踏用のシューズや扇子など、それぞれが登場人物たちをつなぐ重要な鍵となっている。そのヒントを探すためにも、予告編を繰り返しチェックしてみてほしい。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』は2026年4月10日より全国公開。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-



アニメーション映画『キング・オブ・キングス』のムビチケを10組20名様にプレゼント!
応募終了: 2026.03.18 -



ベン・キングズレー主演『カミング・ホーム』試写会に5組10名様をご招待!
応募終了: 2026.03.03







