THE BOOMが今年12月で解散「日本一幸せなロックバンドでした」

解散を発表したTHE BOOM
※画像は公式サイトより
解散を発表したTHE BOOM
※画像は公式サイトより

プロデビュー25周年を迎えるTHE BOOMが、今年(2014年)の12月をもって解散することが所属事務所からのファックス、並びに公式サイトで発表された。

今夏公開の『るろ剣』2部作の大久保利通役にTHE BOOMの宮沢和史

公式サイトでは「ファンの皆様へ」というタイトルで

「流行に流されることなく、新しく普遍的な音楽を探し求め、宮沢、小林、山川、栃木はTHE BOOMとして歩んできましたが、今年5月21日のプロデビュー25周年を前にして、ふと立ち止まってみると、この4人でやれる事、やるべき事はすべてやり尽くしたのではないかという思いが心を支配するようになりました。そしてその声に頷く自分達がありました」と解散に至った経緯を説明。

今年12月に解散することを記すと、

「結成から数えて28年もの間、多くの方々の応援、ご協力があってここまで歩いてくることができました。心より感謝申し上げます。たくさんの、本当にたくさんの愛とぬくもりに包まれ、僕たちは日本一幸せなロックバンドでした」と結んでいる。

THE BOOMは1986年に宮沢和史、小林孝至、山川浩正、栃木孝夫の4人で結成。週末や祝日の原宿歩行者天国でのストリートライブを中心にライブを続け、1989年にデビュー。結成から28年間、1度のメンバーチェンジもなく、バンドとしての公式な休止宣言もなく活動を続けてきた。代表曲は「星のラブレター」(1989年)、「島唄」(1993年)、「風になりたい」(1995年)など。

今後はデビュー25周年記念日の5月21日にオフィシャルファンクラブ、ムーブメントクラブ会員限定のイベントを渋谷公会堂で開催予定。また、25年間の応援に感謝し、9月19日の神戸国際会館こくさいホールより、12月17日の日本武道館まで、全国ツアー「THE BOOM MOOBMENT CLUB TOUR 2014〜25 PEACETIME BOOM〜」が開催される。

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