松たか子、ミステリー小説の創作に挑むも…パクリ連発で神木隆之介激怒!?

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パ・ラパパンパン
左から神木隆之介、松たか子、小日向文世

女優の松たか子が、松尾スズキ演出の新作舞台「パ・ラパパンパン」で主演を飾ることが分かった。共演者は俳優の神木隆之介。

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松尾スズキ演出! 松たか子&神木隆之介が小説創作に挑むミステリーコメディ

2020年1月にシアターコクーンの芸術監督に就任した松尾が演出を手がけるのは、現実と物語が交錯するファンタジックなミステリーコメディ。

物語の主人公は、鳴かず飛ばずのティーン向け小説家。つい雰囲気に流されて、書き方も分からない「本格ミステリーを書く」と宣言する。担当編集者は呆れながらも構想を尋ねると、どれも見事にアガサ・クリスティーの超有名なミステリーのパクリや犯人が一瞬で分かる設定。あれこれ修正すると作家は逆ギレする始末。仕方なく編集者は構想を手伝う。

作家は壮大なイメージだけは描いており、世間はクリスマスシーズンという思いつきから「クリスマス・キャロル」の世界を舞台に、そこに登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向文世)が殺されるミステリーを考え始める。やっと書き終えたと安心して寝ようとした瞬間、「彼は犯人じゃない!」と気づいてしまう。書き直しをしようと慌てて編集者に連絡を取ろうとしたその時、現実でも事件が起きる…、という物語が展開される。

松尾は今回、初めてシアターコクーンで自作以外の戯曲演出に挑戦する。脚本を担当するのは、2016年に松尾が主演を務めたNHK木曜時代劇『ちかえもん』で第34回向田邦子賞を受賞した脚本家・藤本有紀。松尾と初タッグを組む。

主演のティーン向け小説家の役は、最終回を迎えたばかりのドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のコミカルな演技が注目を浴びた松。松もまた、松尾の舞台に初めて挑む。

松が扮する小説家に振り回される担当編集者役は、2019年に松尾スズキが作・演出を担当した「キレイ-神様と待ち合わせした女-」で舞台デビューを飾り、2度目の舞台出演となる俳優・神木隆之介。極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者・スクルージ役は小日向文世。

その他、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀と総勢16名の出演が決まっている。

松は出演にあたって「松尾スズキさんの舞台に、初めて出演させていただくことになりました。 横文字の登場人物たち、有名なクリスマスソング、二重構造の物語…。その中に自分がいることが許されるのか、まだドキドキしています」と心境をコメント。神木は「今から緊張しています。松尾さん、そしてキャストの皆様の胸をお借りする思いで、全力で挑みたいと思います。ひたすら頑張ります」と意気込みを語っている。

11月3日~28日までBunkamuraシアターコクーンにて上演。