仕事とエンタメが両立するホームオフィスとは? PCやタブレットと共存するインテリアを学べるオンラインストア

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Vitra ヴィトラ

外出自粛で急増するオンラインストアへの需要

依然として外出自粛が叫ばれる今、インテリアのショールームは密を避ける対応で営業している。家具選びにおいて、座り心地はもちろん、素材感やカラーリングなどを確認するには現物に触れたいところだが、事前の下調べや買うものが決まっている人にとって、オンラインストアは大切な手段だ。

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のみならず、最近はブランドの世界観を表現する手段としても活用されつつある。カッシーナ・イクスシーは、春の新作展示「rebEARTH」に合わせてバーチャルハウスを公開。

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また、スイスの家具メーカーVitra(ヴィトラ)はVitra Online Shopをオープン。チェア、テーブル、インテリアアクセサリーを取りそろえるほか、ホームオフィスを美しく機能的にするアイテムをコーディネートして提案している。

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家族全員にとって心地よい暮らしと能率的に仕事ができる機能性を両立させ、同時に家族内のプライバシーも守れる──そんな多目的で多用途な空間に仕立てる提案では、無機質なオフィスとは一線を画すスタイリッシュなスタジオチェアやタスクチェアはもちろん、デスク周りを整頓できるインテリアアクセサリー、ソファでもタブレットやスマートフォンで仕事できるサイドテーブルなどが、魅力的なコーディネートとともに取り上げられている。

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またヴィトラは、今回のショップ開設の目玉として、新作チェア「モカ」の発売と、再生プラスチックを使った「ティプトン RE」の入荷予定を発表した。

「モカ」は、プライウッド(積層合板)とスチールチューブによる見慣れたスタイルを、ジャスパー・モリソンが再構築。人間工学的な見地から、より快適でスタッキング可能な実用性と機能性を兼ね備えた新たな「スーパーノーマル」として生み出された。1本は背もたれを支えながら前脚に、もう1本は後脚として働くスチールチューブに、成形プライウッドを座面と背もたれに取り付けたシンプルな構造。加えて、スタッキングしても表面を傷つけないよう裏側にプロテクターを備えるなどの配慮が行き届き、高耐久で飽きることなく長くつきあえる新機軸を打ち出した。

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一方の「ティプトン RE」は、2011年にエドワード・バーバー&ジェイ・オズガビーによってデザインされた「ティプトン」のデザインをそのままに、原料として再生プラスチックを採用したもの。少量のグラスファイバーを混ぜることでオリジナルに匹敵する強度と耐久性を備えており、この「ティプトン RE」自体も100%リサイクル可能だ。椅子の先端が少し削られているのが特徴で、姿勢を正して少し前に傾けて座ることで血液循環を促し集中力を高めるため、ONとOFFを使い分けるホームオフィスのデスク周りに適している。軽量でスタッキング可能、除菌も容易とあって、ウィズ・コロナ時代にぴったりだ。

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ヴィトラがデジタル化と新素材の研究開発に力を注ぐのは、常に進化したモデルを世に送るためだけではなく、サスティナビリティ(持続可能性)に貢献しようとする企業姿勢を示すためでもある。そうしたブランド哲学をこの新しいオンラインストアで学びながら、デスクトップでの仕事とエンターテインメントを両立させるための“ニューノーマル”な環境作りを考えてみては?(文:fy7d)