『鬼滅』煉獄杏寿郎役・日野聡が担当するのは準1級呪術師・加茂憲紀
『呪術廻戦』第2クールが1月15日から放送開始!『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎の声優・日野聡が声を担当する新キャラクターも登場!
・『呪術廻戦』ヒットの予感 テイストは『HUNTER HUNTER』×『東京喰種』
“ポスト『鬼滅の刃』”の呼び声も高く、昨年秋クールに放送されたTVアニメシリーズも大ヒットした『呪術廻戦』。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中のシリーズ累計発行部数がついに2000万部を突破したばかりの芥見下々によるダークファンタジー。並外れた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が人を襲う呪霊と闘うさまがスケールの大きいバトルシーンを混じえて描かれている。
悠仁は都立呪術高専に編入して呪術師として成長していくのだが、TVアニメシリーズの第2クールで描かれるのは「京都姉妹校交流会編」。悠仁が所属する呪術高専の東京校と京都校が激しいバトルを繰り広げる。
第2クールでは、この京都校のメンバーとして個性豊かなキャラクターが続々と登場。その中に3年生で呪術師の御三家・加茂の本家筋である加茂憲紀という準1級の呪術師がいて、このキャラクターの声は人気声優の日野聡が担当している。
日野聡と言えば、歴代興行成績1位となった『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』でスポットを当てて描かれる煉獄杏寿郎も演じていることでも知られている。煉獄杏寿郎は主人公の炭治郎を継子に誘い、鬼殺隊の柱として頼れる存在だ。壮絶な闘いにも怯まず、果敢に立ち向かってゆき、とてもポジティブなキャラクター。日野聡の男らしくて快活な声がよく合っている。
日野聡が演じるキャラクターには共通した要素を感じるものが多い。男子バレーボール部を描いた『ハイキュー!!』で日野が演じるのは烏野高校の3年生の澤村大地。背番号1番の主将で、チームを引っ張って行きながら、隅々まで目が行き届いてメンバーをよく見ている。強くて面倒見のいい兄貴分的な存在だ。
他にも日野が演じる代表的なキャラクターには、自転車競技部を描いた『弱虫ペダル』の主人公たちのライバル校で強豪校である箱根学園の3年生の新開隼人がいる。新開隼人はコミュニケーション能力の高い好青年だが、エーススプリンターとしては殺気立つほどの激しい走りを見せる。そして、彼を慕う後輩の泉田塔一郎の良き先輩であり、後に入部する新開悠人の実兄でもある。
これらは頼れる先輩で明朗な性格であることが共通しているキャラクターだ。『呪術廻戦』で日野聡が演じる加茂憲紀も京都校の3年生でリーダーシップがあり、ずいぶんと頼もしそうなキャラクターだ。冷静沈着でクールということなので兄貴肌というわけではなさそうだが、煉獄杏寿郎もはじめは鬼の禰豆子と彼女を連れている炭治郎を斬首すべきとした毅然とした態度を取っていた。意思が固くて揺るがないという意味では共通していると言えるだろう。
『呪術廻戦』では日野聡演じる加茂憲紀と主人公の虎杖悠仁がどうなふうに絡んで展開していくのか楽しみなところ。TVアニメシリーズ第2クールも大いに注目だ。(文:入江奈々/ライター)
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