ドナルド・トランプ大統領と民主党候補ジョー・バイデン氏の最後の討論

11月3日(現地時間)のアメリカ大統領選挙を前に、共和党のドナルド・トランプ大統領と民主党の候補ジョー・バイデン氏のテレビ討論会が行われた。投票日前の最後の討論会とあって、政治に関心の高いセレブたちも生中継を視聴し、思い思いの意見をSNSに上げた。

ハリウッドは民主党支持者が多く、ジョー・バイデン候補の人気が高い。

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マーク・ラファロは「ジョー・バイデンは気品を持って冷静に真実を語り、トランプの嘘1つ1つに立ち向かった」と絶賛、「私は大嘘つきではない大統領がいる国に住みたい」というツイートに「バイデンとなら可能(WithBidenWeCan)」とハッシュタグをつけてツイート。

『アイアンマン』『ジャングルブック』などのジョン・ファヴロー監督は「バイデンから素晴らしい言葉が。『ウイルスをシャットダウンする。国ではなく』。シャープな答えだ」

4月に新型コロナウイルスに感染し、抜け毛など後遺症に悩まされていたアリッサ・ミラノは「ジョー・バイデンは実績のあるリーダーです。COVIDについてだけでも、彼はアメリカ大統領よりも優れた反応を示しています」

日系2世俳優のジョージ・タケイは「バイデンの様子はとても明確で、有能で焦点が定まっている。トランプは……まあ、トランプだ」、トランプ大統領が自分は人種差別主義ではないと語ったことについては、ラッパーで俳優のアイス・Tは「『私はこの場で最も人種差別的ではない人物』……。やってられないな」と大統領の発言を引用して失望をあらわにした。

レディー・ガガは投票の重要性訴えるツイート

共和党支持でトランプ大統領の熱烈な支持者でもあるジェームズ・ウッズは「ドナルド・トランプはジョー・バイデンを脱穀機にかけたように蹂躙した」と大統領の優勢をアピール。80〜90年代にTVシリーズ『チアーズ』、映画『ベイビー・トーク』などで活躍した女優のカースティ・アレイもトランプ支持者。「素晴らしいディベート! 良い司会者… トランプは見事な仕事をした!!! 大統領の中の大統領!!」と手放しで礼賛した。

トランプ大統領の姪で、大統領とその家族についての暴露本「世界で最も危険な男」を執筆した心理学者のメアリー・L・トランプは「ドナルドにとって唯一の安全な場所は過去。彼は絶対に何の責任も取りません。決して」と手厳しくツイート。「ジョー、がんばれ(Go Joe)」とバイデン候補を応援した。

一方、過去に反トランプ大統領の意見を示しつつも、今回はどちらかへの肩入れは表明せずに、投票を呼び掛けたのはレディー・ガガ。「討論会2020」とハッシュタグを付けて、「投票しなければなりません。投票することが不可欠です」と討論会が行われている時間帯にツイートした。

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