マッツ・ミケルセンが自分をジョン・レノンだと思い込む? デンマーク最大のヒット作『さよなら、僕の英雄』
デンマーク歴代興行記録を塗り替え、“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンの新境地となる『さよなら、僕の英雄』の日本公開が決定。『ブレイカウェイ』『アダムズ・アップル』『ライダーズ・オブ・ジャスティス』など、これまで数々の作品でマッツとタッグを組んできたアナス・トマス・イェンセン監督の最新作となる。
・マッツ・ミケルセン、“愛を知らない者たち”との出逢いで頑なに閉ざした心に変化…真剣な眼差しが美しい『愛を耕すひと』場面写真
ユーモアたっぷりの、予想もつかない展開
強盗事件での服役を終えたアンカーは、事件の際に大金を隠した兄・マンフレルと15年ぶりに再会する。しかしマンフレルはその隠し場所を忘れ、さらには自身をジョン・レノンだと思い込んでいた……。2人は大金の入ったバッグを探す旅にでるが、やがてそれは自分が何者かを見つめ直す旅へと変化していく。
北欧の至宝”ことマッツが記憶を失った兄・マンフレルを演じ、かつて見たこともない独特なキャラクターを演じ、弟・アンカー役には同じくこれまでイェンセン監督作品に出演し続けているニコライ・リー・コスが起用された。
2025年に開催された第82回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門でワールドプレミア上映され、大きな反響を呼んだ本作。本国デンマークでは実写映画における興行記録を塗りかえて歴代1位に輝き、同国のアカデミー賞たるロバート賞では13部門14ノミネートを果たして観客賞を受賞した。
一貫して人間のアイデンティティの混乱、喪失、再生といったテーマを探求してきたイェンセン監督。本作では「人々の視線の変化」に焦点を当て、誰もが多面的な存在であり、それを理解していくことの重要性を予想もつかない展開の中でユーモアたっぷりに描いていく。

今回解禁された場面写真では、スコップを片手にコケが生い茂る森の中に佇む2人や、ギターを持ち謎の衣装に身を包んだマンフレルが緊張している姿など、誰も見たことのない不格好なマッツの様相も印象的。本作の期待が高まる内容となっている。
『さよなら、僕の英雄』2026年6月19日より全国公開。
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